◇20日 練習試合 西武5−2日本ハム(メットライフ)

 本来ならばこの日、開幕投手の大役を務めるはずだった日本ハム・有原航平投手(27)は最後まで本領を発揮することができなかった。1回から制球に苦しみ、4イニングで10安打3失点。登板後は反省の言葉ばかりが口をついた。

 「全体的に甘い球が多く、追い込んでからいい高さ、コースに投げきれませんでした。今日は悪いところが出たと思うので、次はしっかり投げられるようにしたいです」

 名護キャンプで栗山監督から開幕投手に指名され、3年ぶりの大役に向けて入念な準備を進めてきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開幕が延期。この日は無観客の練習試合となった。気持ちのコントロールができなかったことは否めず「難しいところはありますけど…」と偽らざる本音を漏らした。

 栗山監督は「いろいろなことをプラスに変えなければいけない」と有原の心中をおもんばかった。今後も中6日で登板する予定の右腕は「次の登板に向けて調整するだけです」と修正に全力を注ぐ構え。エースらしい投球を取り戻すべく、開幕までの期間を有効活用していく。