史上最強の守護神も怒った。通算652セーブのメジャー記録を保持し、昨年に史上唯一の満票で米野球殿堂入りした元ヤンキースのマリアノ・リベラ氏(50)は20日、米放送局YESに番組出演。17、18年のサイン盗みが発覚したアストロズを初めて公に批判した。  「他の誰かからチャンスを奪った。優勝や首位打者、投手タイトル、そういうものを奪った。家族からご飯を奪った。ズルをしたことで、誰かがクビになった。それは正しいことじゃない」

 また、「アストロズは17年ワールドシリーズ優勝のタイトルを剥奪されるべきだと思うか」との問いには、野球賭博で球界を永久追放されたピート・ローズ元レッズ監督兼選手を引き合いに出し、さらなる厳罰を望んだ。「自分ならば、他にもいろいろな処罰を下してからタイトルも奪うだろう。ピート・ローズと何が違うんだ? ローズは一選手、一監督だった。アストロズは選手全員でズルをした」  米ヤフースポーツは「アストロズのサイン盗みスキャンダルは最近、コロナウイルス流行の陰に隠れている。だが、殿堂投手マリアノ・リベラのおかげで復讐(ふくしゅう)の日の目を浴びることになった」と報じた。