俳優の窪田正孝(31)が主演するNHK朝の連続テレビ小説「エール」が30日からスタートする。このほど第1週の試写会が行われたのを受けて、窪田が見どころや感想を語った。

 数々の名曲を生み出した作曲家・古関裕而と妻で歌手の金子をモデルに、音楽に彩られた波瀾(はらん)万丈の夫婦を描くオリジナルストーリー。初の4K制作や働き方改革による負担軽減のため、今作から朝ドラは月〜金曜まで週5回の本放送となり、土曜日は毎週の総集編のような新たな形で放送される。

 第1回の冒頭では窪田と妻を演じる女優二階堂ふみ(25)がいきなり“原始人姿”で登場。その後も2人はさまざまな時代のコスプレでコミカルなパフォーマンスを披露しながら、人間の長い歴史の中でずっと音楽が存在してきたことを軽快に表現。試写を見た窪田も「大きなインパクトがありました」とコメントしている。

 報道陣の度肝も抜いた斬新なプロローグについて、同局の土屋勝裕チーフプロデューサーは途中降板した人気脚本家の林宏司さんのアイデアだったことを明かし「最初に台本を受け取ったときに『これ、朝ドラじゃなかったっけ?』と驚いた。今までと違う新しい朝ドラとして話題になれば」と期待を込める。林さんの名前は劇中にも「原作」として登場する。

 初週は福島を舞台に主人公・古山裕一の子ども時代が描かれ、豊橋出身のヒロイン関内音と出会う。書類審査を通った約200人による3次にわたる子役オーディションを勝ち抜いた石田星空くんと清水香帆ちゃんの熱演も序盤の大きな見どころ。窪田と石田くんは昨年放送されたフジテレビ系月9ドラマ「ラジエーションハウス」でも共演しており、窪田は「幼少期を演じる皆さんの演技が本当にすばらしくて、正直、衝撃を受けました。半分くらいまで撮影が進んでいる中、このタイミングで幼少期の裕一に出会えたことで、また初心に戻ることができました」と大きな刺激を受けたようだ。

 今回の試写会は新型コロナウイルス感染症対策のため数回に分けて少人数で実施され、窪田も会見ではなく文書でコメントを発表した。