野球評論家の張本勲さん(79)が22日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、優勝争いが白熱している大相撲春場所について言及。千秋楽を前に優勝争いは2敗の白鵬と鶴竜の横綱2人に絞られた中、前日14日目の2敗で並んでいた白鵬と碧山の一番について“物言い”をつけた。

 「一番貧乏くじを引いたのは碧山ですよ。前頭13枚目が横綱(との対戦)で、千秋楽の前に」と話すと、対戦した白鵬についても「普通(対戦相手)は(大関の)貴景勝なんだ。白鵬はついている」と話し「考えたら碧山に優勝させたくないような番組だもん。碧山がかわいそう」と話した。

 取組編成は優勝争いなどの状況を踏まえて審判部が前日に決定。張本さんの言うように、前頭13枚目が横綱と対戦する可能性は極めて低く、白鵬も14日目は本来なら大関貴景勝戦で、これで今場所は大関との対戦がないという珍しい状況になった。ただ、前頭13枚目とはいえ、審判部としては横綱と対戦することなく優勝する事態は避けたいという思惑が見え隠れする。

 また、張本さんは優勝争いについては「きょうは横綱対横綱だけど、(白鵬の過去)41勝8敗だから全然白鵬が有利。でも去年の名古屋場所は鶴竜が白鵬に勝って優勝したから、これはわかりません」と話し、大関とりを目指す朝乃山については「朝乃山、きょう貴景勝に勝ったら大関にやってもいいと思いますけどね。でも横綱を倒していないからな」と私見を口にした。