元経産官僚で慶応大大学院の岸博幸教授(57)が22日、TBS系の情報番組「サンデー・ジャポン」に出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催、延期が注目されている東京五輪・パラリンピックについて「延期の場合、契約を全部変えないといけないビッグビジネス。全部まとまらないと発表できない」と現況を推測した。

 岸教授は「今の段階ではやります、しか言えない現実がある。感染が拡大する中で延期が現実味を帯びてきている。スポーツの側面もあるけれど、ビッグビジネス。日本政府、IOC、JOCもしょせん役人組織だから、(延期の)シナリオを複数検討ではなく、あらゆるシナリオを検討する」と見据えた。

 コロナによる死者が世界で1万人を超え、タレントのテリー伊藤(70)は「こういう状況で開催すると言っていることがこっけいに見えません? 安倍(晋三首相)さん、森(喜朗・組織委員会会長)さん、小池(百合子・都知事)さんは実施すると言っているが、IOCが延期と言ったらそうですか、となりますよね。本当は小池さんあたりは自分の意見を言うべきです」。

 タレントで医師の西川史子(48)は「診ている医者は、肺が真っ白になって働かなくなると言っている。治療器は台数が限られ、使える医者も限られている。感染拡大の環境をこの夏につくってしまうのは危険。命が救えなくなる」と指摘。モデル藤田ニコル(22)は「日本だけの問題ではなく、海外から選手が来られるか」と疑問を投げかけた。