世界陸上競技連盟が来夏、米国オレゴン州ユージンで開催する予定の世界陸上の組織委員会と、その日程変更について検討していることが23日、明らかになった。これで東京五輪を1年延期する場合の大きな問題点がひとつ、解消される可能性がある。

 英国の陸上競技専門誌アスレチックウイークリー(電子版)は、世界陸連からの声明を転載し、「東京五輪が来夏に変更されることを踏まえ、すでに同組織委員会と話し合っている」と報じた。世界陸上は来年8月6−15日に米国初の同大会としてユージンで開催する予定。東京五輪がまる1年延期した場合、来年7月23日開幕で8月8日閉幕になる。日程がかぶるため、大きなネックとされていた。

 すでに世界陸連のコー会長は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、東京五輪ついて「誰も延期は望んではいないが、選手の安全を犠牲にしてまで開催するべきではない」と延期を求める書簡を送付していた。

 来夏はほかにも水泳が福岡市で7月16日−8月1日の予定で、世界選手権を開催する予定。世界水泳連盟の反応が注目される。