名古屋公演26日開幕

 名古屋に14年ぶりに帰ってくる劇団四季の大ヒットミュージカル「ライオンキング」(中日新聞社など主催)の最終的な通し稽古が23日、名古屋市中村区の名古屋四季劇場で行われた。名物のご当地方言によるセリフは、より今風にバージョンアップ。自身が持つ名古屋演劇界最長のロングラン記録更新を目指し、26日に開幕する。

 ディズニーの同名アニメを舞台化。1997年に米国で初演されて以降、世界中で愛されている。出演者は凝った衣装やメークでアフリカのサバンナに住む動物たちを演じる。名古屋では2003年6月から2年7カ月、930回上演された。 ライオンの王の息子、シンバの成長を描く物語。相棒となるミーアキャットのティモン、イボイノシシのプンバァは「やっとかめ〜!!」と元気いっぱいに登場し、「たーけ!!」「分かっとるがや」「かしわみたいな味だがや」と怒濤(どとう)の名古屋弁で畳み掛ける。子役が演じるヤングシンバも「うみゃー!!」と応じて盛り上げた。

 公演は25日のプレビューを経て26日に初日を迎える。主役シンバを演じた山下啓太は「生命の営みや親子の絆、心の成長を、熱く、そして丁寧に演じたい」とコメントした。

 劇場では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、サーモグラフィーカメラを設置して観客の体温をチェックし、手指の消毒を促す。場内は外気を取り入れる設計で、空気を循環しているため、換気対策は問題ないという。ロビーは扉を開けて換気し、飲食売店は当面営業を見合わせる。