中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18)=東邦高=が24日、2軍練習試合のオリックス戦(ナゴヤ)に「4番・三塁」で先発出場。1回にプロ初本塁打となる2ランを放つなど4打数3安打、初のマルチ安打も記録した。また、25日の練習試合・巨人戦(ナゴヤドーム)での1軍デビューが決まり「全力で元気を出してやりたい」と意気込みを語った。

 期待の黄金ルーキーに待望の一発が飛び出した。乾いた打球音が球場内に響くと、石川昂が放った白球は、本塁から外野方向に吹く風にも乗って、バックスクリーン右横に消えていった。

 「今までの試合でなかなか打球が上がらず、その中で1本出たのでよかった。まず1打席目で安打や塁に出たいと思ってやってきたので、1打席目に出たのは良かった。正直、本塁打になると思わなかった。風がすごかったので。うまく乗せられたのでよかったです」

 初回2死一塁で迎えた第1打席。オリックス先発の左腕・富山に相対し、カウント1−1から高めに入ってきた133キロのフォークを一閃(いっせん)。沖縄キャンプからの実戦を含め13試合目、36打席目で記念すべき一発を放り込み、ダイヤモンドを悠々と一周した。

 仁村2軍監督は「すごいね。詰まったと思ったけど、ちゃんと芯で捉えているから。1本出たのでこれからも出ると思います」と期待を込めた。

 試合後には吉報が届いた。25日に1軍への合流が決まった。三塁でのスタメン出場が予定されいる。「初めての1軍なので、まずは全力で元気を出してやりたい。1軍の投手を初めて相手にしてやるので、消極的にならないように積極的に自分から攻めていきたい」と意気込んだ。