日本高校野球連盟は25日、今夏の甲子園大会(第102回全国高校野球選手権大会)の日程には変更がない方向性を示した。今夏は東京五輪の開催を考慮して、8月10日開幕を予定。その東京五輪が1年程度延期となったが、日本高野連は「もともと五輪を邪魔しないということで夏の日程を設定したが、今から変えようか、という話にはならない」とした。

 東京五輪は当初、7月24日に開幕し、8月9日に閉会式を迎える予定だった。その閉幕翌日の10日から夏の甲子園大会を16日間の予定(休養日2日を含む)で開催する日程となっている。東京五輪が延期となっても、その日程を変更することはないという。

 日本高野連は「夏の大会を前倒しにしたら、地方予選も早まる。日程が空いたから早くやるか、ということにはならない。特に前倒しという話は出ていない」と話した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月19日開幕予定だった第92回選抜高校野球大会(甲子園)は史上初の中止。この日、沖縄で春季大会が始まったが、全国的には春季大会を中止にした県もある。

 夏に向けては、まだ先行き不透明だが、夏の大会に向けては「5月中には何らかの方向性を出さないといけない。まだ先が読めない状況だが(夏の大会について)考えるタイミングは5月末までと思う」と日本高野連。4月10日には夏の甲子園に向けて業務委員会、4月22日には運営委員会を開いて、今後を検討することになる。

 なお、センバツ中止による出場校の救済措置に関しては進展がない。