国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が25日、1年延期になった東京五輪の新日程について、2021年「桜五輪」の開催を検討していることが分かった。

 IOCは同日、33の各国際スポーツ連盟と東京五輪とパラリンピックの新たな日程を検討する「ヒアウィーゴー」という特別委員会を設置。その後電話記者会見を開き、バッハ会長は「合意事項は五輪とパラリンピックは遅くとも2021年夏までに開催するということ」「これは夏季に限定されない。2021年夏を含め、すべての可能性を検討している」と話した。

 この発言を受け、英国高級紙ガーディアンは「会長は『桜五輪』も視野に入れている」と伝えた。おなじく英国高級紙のデイリーテレグラフは「絶大な人気を誇る桜の季節の開催も可能性のひとつ」と報じた。

 2021年3−4月の開催なら、気温は夏と比べて低く、涼しい気候は選手や観客への負担は少ない。会場、宿泊施設の確保や放送局との調整など、難題は山積みだが「桜五輪」は妙案と見られている。