サッカーの東京五輪世代、Uー23日本代表で主将を務めるDF中山雄太(23)=ズヴォレ=が25日夜、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、東京五輪の延期が正式に決まったことを受け、「中止でないことが今この段階で知れたことは選手としては幸いであり、難しい決定を下して頂いた方々、それを可能にさせた皆さんに感謝申し上げます」と率直な心境を記した。

 原則23歳以下で争う男子サッカーにあって、東京五輪の出場規定には「1997年1月1日以降に生まれた選手」と示されている。大会の延期に伴い、従来の規定が維持されるのか、それとも変更されるのかは選手にとって重要な関心事だ。

 来年2月に24歳の誕生日を迎える中山は「個人的に直面する問題は『オリンピックサッカー23歳以下の制限』がどうなるかです」とした上で、「来年開催とすると現在23歳の身としては、24歳と年齢はオーバーしてしまいます。この問題がどうなるかという思いは、もちろん持っています」と五輪に出場できなくなることを危惧した。

 その一方で、ボランチとセンターバックを主戦場とする中山は「『チーム・個人としての準備期間が得られた』とも思っています」と前向き。オランダでプレーする中山自身も自宅待機が続く中、「下を向きそうなこの状況に、自然と上を向いて生活できている自分はいます。これは今まで事象は違えど、苦しい時期にその先にある明るい未来を信じ頑張り続け、その未来にたどり着いた時に自分に起きた事が全て繋がっていると思えた事を経験しているからです。今回も明るい未来に向かって、今のこの現状をポジティブに行動し続けたいと思います」とつづった。