阪神は26日、藤浪晋太郎投手(25)が新型コロナウイルス感染の疑いでPCR検査を受けると発表した。選手が同検査を受けるのは球界初だが、新型コロナウイルス対策連絡会議では、当初から各球団が感染疑いや、陽性反応が出た場合における対策について専門家チームに見解を求めており、すでに12日に出された提言でガイドラインが示されている。

「選手および家族も含めたチーム関係者に疑い例が出た場合の対応」として、(1)チームドクターに報告(2)各地域の専門家チーム・アドバイザーのアドバイスに基づく濃厚接触者の洗い出し(3)PCR検査および医療機関受診対象者の確認(4)記者会見などマスコミ対応(5)選手およびスタッフのPCR検査の結果、陽性反応が出た場合の補償の見直し−が記されている。

 さらに、「陽性反応が出た場合の対応」では、(1)チームドクター、専門家チーム・アドバイザーに相談(2)医療機関受診の対象者確認(3)NPBと今後の方針相談(4)陽性反応だった本人は入院または自宅療養。濃厚接触者も自宅待機(5)記者会見などマスコミ対応−となっている。

 この陽性反応が出た場合の(4)では、具体的な対応として「その他の選手やチーム関係者は原則、チームの動きに従い、チームは予定通りに試合、練習する。チーム全体の活動はこの時点では停止しないが、検温などの健康チェックをより厳正に実施する」と説明されている。

 また、12球団の広報担当者は、PCR検査を受ける段階で選手名を公表し、検査結果についても速やかに発表することを申し合わせている。