新型コロナウイルス感染拡大で東京都が週末の外出自粛要請を出したことを受けて、落語協会は26日、鈴本演芸場、浅草演芸ホール、池袋演芸場で今月28、29日に予定していた寄席公演を中止すると発表した。落語芸術協会も新宿末広亭の公演を同じ期間で休演すると協会公式ホームページなどで明らかにした。30日以降は通常興行に戻す予定だ。

 東京にある鈴本演芸場、浅草演芸ホール、池袋演芸場、新宿末広亭はいずれも「定席」と呼ばれる常設の寄席で、新型コロナウイルスの騒動が起きて以降も公演を続けていた。落語協会公式ホームページでは「何卒ご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます」としている。

 東京の「国立演芸場」、上方落語の定席となっている大阪市の「天満天神繁昌亭」については既に主催公演などの中止措置を講じているが、4月12日まで中止期間を延長することを決定した。

 名古屋市の「大須演芸場」は3月と4月の定席寄席公演の中止を既に決めている。横浜市の「横浜にぎわい座」も3月中は臨時閉館で、神戸市の演芸場「神戸新開地・喜楽館」も主催公演を中止している。