『キャプテン・マーベル』アイアンマンの命運を握る！？2019年のMCU最重要ヒーローに注目

世界興行収入No.1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』。マーベル初の女性ヒーロー単独主役である本作の主人公は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。 アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりが今明かされる。

平成最後となる2019年は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の大きな柱であった“アベンジャーズ”も節目の年。この大きな局面を迎える今年、MCUの新たなヒーローが重要なカギを握ることになる可能性が高い。それが、『アベンジャーズ／エンドゲーム』(4月26日公開)への登場も示唆されたキャプテン・マーベルだ。

本作の舞台は、アベンジャーズが結成されるよりも前の1995年。当然アイアンマンも誕生していない時代だ。そんな時代に、突然地球に降ってきたキャプテン・マーベルは、特殊なパワーの持ち主だが、過去の記憶を失っているというミステリアスなキャラクター。彼女は、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに苦しんでおり、その記憶に隠された秘密を自ら解き明かそうとする。

本国では、すでにコミックなどからの影響で、キャプテン・マーベルをMCU最強のヒーローだと予想をするファンも多く、このキャラクターのオリジンとなる本作に多くの期待が寄せられており、時には“ネクスト アイアンマン”と、今後MCUを引っ張るキャラクターとも評される人物だ。そんな彼女は、『エンドゲーム』以降どんな活躍をするのかにも大きな注目が集まっている。

中でも、多くのファンが気にかけているのがキャプテン・マーベルとアベンジャーズの中心メンバーでもあるアイアンマンの関係性だ。日本でも特に高い人気を誇るアイアンマンことトニー・スタークは、先日公開された『エンドゲーム』の予告映像で大きな話題を呼ぶこととなった。

昨年公開された『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』では、ドクター・ストレンジ、スパイダーマンそしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーで共闘し、最凶最悪の敵＜ラスボス＞サノスに立ち向かうも惜しくも敗北。その後サノスによって全世界の生命の半分が消されると、周りにいたヒーローたちのほとんどが消滅、惑星タイタンにはアイアンマンとネビュラの2人だけが生き残っていた。

その後を描く『エンドゲーム』の予告編では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーのものと思われる宇宙船に乗っているトニーの姿が。しかし食料、水がすでに底をつき、船内の酸素も次の日には尽きてしまうという危機的状況。死を覚悟したトニーが妻であるペッパーへ届くはずもないメッセージを吹き込むというセンセーショナルな姿が世界中を震撼させた。

宇宙空間の中で、過去最大のピンチを迎えているトニーに対し、彼の救世主として多くのファンが期待を寄せるのがキャプテン・マーベルなのだ。前述のとおり“ネクストアイアンマン”とも言われる彼女は、『エンドゲーム』以降もMCUを引っ張る存在になるとみられており、今後の進退に関するうわさが尽きない初期のアベンジャーズメンバー、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカに代わり今後のMCUの中心人物となるのかもしれない。

『キャプテン・マーベル』の直後に公開される『アベンジャーズ／エンドゲーム』で、憔悴状態のアイアンマンを救うのはキャプテン・マーベルなのか、はたまた別のキャラクターなのか……。そして、キャプテン・マーベルは、生き残ったアベンジャーズメンバー達をどのように導いていくのだろうか。間違いなく今年のMCUの鍵を握るキャプテン・マーベルから目が離せない。

ストーリー

舞台は1995年。アベンジャーズが結成される以前の物語――。ロサンゼルスのビデオショップに空から降ってきた謎の女性。驚異的なチカラをもつ彼女は、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされていた。そして、その記憶に隠された秘密を狙うのは、自在に姿を変える正体不明の敵…。キャプテン・マーベルはやがて最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成することとなる若き日のニック・フューリーと共に、自らの記憶をめぐる戦いに立ち向かっていく！彼女の記憶に隠された秘密とは?　彼女は一体、何者なのか？真実が明らかになるとき、すべてが覆るー。

公開情報

『キャプテン・マーベル』2019年3月15日（金）全国公開原題：Captain Marvel 　監督：アンナ・ボーデン/ライアン・フレック　製作：ケヴィン・ファイギ出演：ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ　全米公開：2019年3月8日配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン©Marvel Studios 2018