西原亜希に選ばれたのに…シソンヌ長谷川節が炸裂!『闇金ドッグス6』初日舞台挨拶

左から、長谷川忍(シソンヌ)、西原亜希、山田裕貴、青木玄徳、元木隆史監督

2017年8月5日(土)公開の映画『闇金ドッグス6』の公開初日舞台挨拶がシネマート新宿にて開催。主演の山田裕貴さん、青木玄徳さん、西原亜希さん、長谷川忍さん(シソンヌ)、元木隆史監督が登壇しました。

今作は、闇金を生業にする元ヤクザの組長・安藤忠臣(山田裕貴)と、その相棒で元ホストの須藤司(青木玄徳)の元を訪れる債務者のドラマを描いたシリーズの最新作。

イベントは立ち見も出るほどの盛況で、「シリーズを全部見てる人はどのくらいいますか?」という恒例の質問には、客席のほとんどが挙手。

主演の山田さんは「4、5作目くらいから続編ができてうれしい、ではなく、続けていかなきゃいけないなという責任感が。『闇金ドッグス48(フォーティーエイト)』くらいまでやらないと」とコメント。

すると、今作で債務者の伊良部を演じた長谷川さんが「ネタがなくなって、タイムリープとかしだすんでしょうね。現世の債務者が払わないから、先祖まで取り立てに行くっていう」と発言。

「債務者は、本能寺にあり!」と、さらに乗っかる山田さんに会場が沸いていました。

「闇金ドッグス」シリーズ初のラブストーリー

安藤のラブストーリーということで、どんな展開になるのか想像がつかなかったという山田さんは、「相手役の西原さんが、「闇金ドッグス」だけでなく、安藤が生まれた作品の「ガチバン」シリーズまで観てきてくださったというので、肩を貸してもらうつもりでやりました」とのこと。

対して、西原さんが「安藤忠臣を追いかけて、追いかけて。でも、元恋人の未奈美は十何年も安藤と離れていたので、会っていない間の安藤の情報はいらないなと思ったんですけど…」と話すと、それを寂しそうに見つめる山田さん。

続けて、西原さんは「初日にラストシーンを撮影したんですが、その段階で山田くんともお会いしていなくて。なので、自分の中に安藤を入れ込まないとそのシーンに立てないな、と思って、何度も観たので、『闇金』ファンと名乗ってもいいくらい」と、ファン宣言も飛び出しました。

また、最初の共演シーンまで山田さんと会えなかったことで、長く会うことができなかった安藤の元を訪ねる未奈美の心境に重ねて演じることができたそう。

一方、未奈美との夫婦関係について聞かれた長谷川さんは、未奈美への憎まれ口を並べたあと、それを撤回しつつ、「もう、このシリーズに2度と呼ばれないと思います!」と居直って、笑いを誘います。

そんな3人から少し離れた立ち位置だった司については、「あれ、いつもとなんか違うな。と思ってくれたら。司がメインで登場する『闇金ドッグス5』から「7」に繋げる、「6」の司を演じるのが今回の仕事だったと思うので」と青木さん。

司とのシーンについて、劇中で投げかけられる「闇金やってて幸せっすか?」という司のセリフに、「忠臣だったから耐えられたけど、俺だったらマジで泣いてた!」と山田さんが話すと、「いやー、忠臣でよかった〜」とキャスト、監督が口々に声をかけ、座長を包む温かい空気が流れていました。

監督には、今作がシリーズ初のラブストーリーということで、演出プランについての質問が。「未奈美と忠臣が手を繋いで歩くシーンは台本から照れ臭かったけど、本当に気合を入れて、丁寧に演出しました」と監督が話すと、「燃えてましたね〜」と山田さん。

すると、長谷川さんが「僕のふんどしのシーンは5分で終わりましたけど」と抗議! 西原さんが「5分!?」と驚くなか、山田さんが「そんな短時間で、あんなに高い完成度」と茶化すと、「いい加減にしろよ! 8にも出てやるからな! 左手マシンガンにして‼︎ 皆殺しだ!」と、しっかり笑いをとりにいく、さすがの長谷川さんでした。

西原亜希が選ぶタイプのキャストは?

3人のキャストのなかで、1番タイプは?という質問に「熊さんみたいな人が好きなんです」と、長谷川さんを選んだ西原さん。

撮影現場で「モテたい」と長谷川さんが言っていたときにも、「熊さんみたいな人好きですよ」と西原さんは話していたそう。

「ただ、俺は、自分のこと、熊さんだと思ってないですから。思ってねーから、うれしくないもん!」と長谷川さん。さらに、「でも、声も好き」と話す西原さんに、長谷川さんは「砂を飲んだみたいな声」と自虐して、「毎朝、砂飲んでたらこうなりますよ!」とキレ芸を発揮。

そこへ山田さんが、「ボク、砂食べたいな」と、くまのプーさんの声マネを。すかさず、「ハチミツだよ! 俺はハチミツを探してんだよ! いや、探してねーよ、ハチミツは!」と、ツッコミを入れる長谷川さん。ステージ上は、ボケとツッコミと笑いの無法地帯と化し、客席を沸かせていました。

フォトセッションでも、長谷川さんから始まった熊ポーズがブームに。マスコミ向けのフォトセッション中とは思えないほど、会場に笑いが起こり、「熊、一回も出てこないのに!」と山田さん。MCを務めた今作のプロデューサーが「『闇金ベアーズ』じゃないんだから…」と、嘆く一幕も。

最後に「シリーズを観てきてくださった方は、忠臣の恋愛を想像できなかったんじゃないかと。いい意味で、期待を裏切ることができたと思います。そして、このシリーズを知らない方にも、作品が広がっていったらうれしいです。8が実現したら、安藤忠臣を演じて10作目になるので、頑張っていきたいと思います」と山田さんが締めくくり、舞台挨拶は幕を閉じました。

(文:大谷和美)

(C)2017「闇金ドッグス6&7」製作委員会

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