三浦大輔作・演出の舞台『裏切りの街』が5月31日から東京・初台の新国立劇場中劇場、6月20日から大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAで上演される。

『裏切りの街』は三浦が初めてパルコ・プロデュース公演として2010年に書き下ろした舞台作品。出会い系サイトで出会ったフリーターの菅原裕一と平凡な主婦・橋本智子の不倫とその後の結末を描く。菅原役を高木雄也(Hey! Say! JUMP)、智子役を奥貫薫が演じ、音楽は銀杏BOYZが担当する。高木雄也にとって同作は初の単独主演舞台となる。

チケットの一般販売は4月25日からスタート。なお同作の初演では、田中圭、秋山菜津子、松尾スズキ、安藤サクラらがキャストに名を連ねていたほか、2016年には池松壮亮、寺島しのぶらキャストのもと映画化もされている。『裏切りの街』を上演するのは約10年ぶりとなる。

■三浦大輔のコメント
『裏切りの街』、再演です。初演の舞台から10年。その間に映像化もされました。執筆していたときは、この作品とこんなに長くつきあうことになろうとは思いもしませんでした。これほど息の長い作品になったのは、多分、時が流れ、時代が変わろうとも、揺るがない普遍性が『裏切りの街』にはあったからでしょう。人間なんて、とても曖昧で、とてもぼんやりとしていて、『善』と『悪』が行ったり来たりする振り子のように、宙ぶらりんなものなのです。「まあ…いっか」の「まあ…」のとき、一瞬でもためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。この作品を、“何となく”人を裏切ったことのある全ての人に捧げます。
『裏切りの街』の主人公、菅原裕一は僕の分身です。いつも華やかな世界にいる髙木君が、「クズ」にもなり切れない、中途半端極まりない、どうしようもない主人公をどう演じ切ってくれるのか、何だかにやけてしまうくらい、今は、楽しみと期待でいっぱいです。
三浦大輔

■高木雄也(Hey! Say! JUMP)のコメント
今回、舞台「裏切りの街」にて、単独初主演をやらせていただける事になりまして、三浦さんに演出してもらえるのが本当に光栄ですし、役者として新しい自分を引き出して下さるのではないかと、今からワクワクしています。再演で凄くファンも多い舞台で、怖い気持ちもありますが、自分らしくこの作品にぶつかって、楽しみながら演じたいと思います。

■奥貫薫のコメント
今回のお話をいただき、台本を最後まで読ませていただいて、ラストシーンが本当に素敵で、あぁこのシーンを演じてみたいなぁと心が動きました。作品にとって重要な、とても大きな役で、自分に務まるのか不安もありますが、私の心と体の精一杯で臨みます。三浦さん、髙木さん、スタッフの方々と共に、観に来てくださる皆様に素敵な物語を届けられるよう、丁寧に稽古を積み重ねていきたいと思っています。