映画『ミッドサマー』のアリ・アスター監督からの回答が発表された。

『ミッドサマー』の公式Twitterでは3月9日までアリ・アスター監督への質問を募集。今回発表された回答には映画の結末に触れたものもあるとのこと。

現在公開中の『ミッドサマー』は、スウェーデンの奥地・ホルガ村で開かれる「90年に一度の祝祭」を舞台としたスリラー作品。家族を不慮の事故で失ったダニーは民俗学を研究する恋人や友人と共に、住人が陽気に歌い踊り、太陽が沈まず花々が咲き乱れる楽園のような村を訪れるが、次第に不穏な空気が漂い始めるというあらすじだ。レギュラー版ではカットされた未公開シーンを含むディレクターズカット版も上映されている。

■アリ・アスター監督からの回答一覧
Q.監督が一番怖いと思うことは何ですか?
A.角のあたりで待ち受けているものはなんでも怖いです。
Q.監督ご自身の失恋体験がもとになった作品とのことですが、元恋人は映画を観ましたか?感想はありましたか?
A.見当もつきません。
Q.ホルガを訪れて、殺されもせず、ホルガの一員にもならず、生還できるルートがあったら教えてください。
A.ホルガの人たちに見つからなければ可能性はあると思います。
Q.神殿の両脇にある青いシートのようなものは何ですか?
A.あれは、作物を太陽の光に当てない農法に使っているのです。
Q.『ベニスに死す』のビョルン・アンドレセンを起用した理由と、撮影時の思い出を聞かせてください。
A.彼が世界で最もハンサムだからです!それに私は『ベニスに死す』の大ファンでもあります。彼は素晴らしい人物で、彼と一緒に働くことができて最高でした。
Q.ホルガの女性たちの「ハッ」という呼吸法が印象的でした。あれもどこかの伝承から参考にしているのでしょうか?それとも隠された意味があるのでしょうか。
A.あれはホルガの儀式の曲を担当していた合唱作曲家のジェシカ・ケニーが考えたものです。彼女は宗教音楽に特化した素晴らしいアーティストです。
Q.ダニーがメイクイーンを選ぶダンス大会で負けていたら、どうなっていたのでしょうか?
A.いい質問ですね。どうなったのでしょうね・・・。
Q.エンディングテーマの「The Sun Ain't Gonna Shine(Anymore)」が、スマッシュヒットしたウォーカー・ブラザーズ版ではなくフランキー・ヴァリ版なのはどうしてですか?
A.私はウォーカー・ブラザーズの大ファンで、スコット・ウォーカーが亡くなった時、とても悲しかったです。だけど、フランキー・ヴァリ版の方が映画のエンドクレジットにぴったりだと感じました。
Q.来日した時に「これを映画にしたい」など、インスピレーションを受けた場所や出来事はありましたか?
A.京都の宝泉院を訪れた時はとても感銘を受けました。他にも日本では沢山のインスピレーションを受けました。特に歌舞伎を見に行ったことは誇張なしに私の人生を変えたと思います。