「大正ロマン昭和モダン展」7月1日(日)まで 神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館にて、「大正ロマン昭和モダン展」が7月1日まで開催される。
今年度から名誉館長にコシノヒロコさんを迎え、初の展覧会だ。

今回は浮世絵研究家、中右瑛氏のコレクションにより、日本画、版画、挿絵、楽譜、装丁本など200点余りを惜しげもなく披露。竹久夢二や中原淳一などに出会える。児童雑誌の挿絵といえどもこの叙情あふれる瞳は何だろう。もはや少女か?

竹久夢二「星まつり」大正末頃



高畠華宵「花をいだいて(鈴蘭)」制作年不詳



典型的なモダンガール。短く切った髪型、粋な横ぐし、ポーズをとる姿は今でも斬新。

小早川清「近代時世粧ノ内 一 ほろ酔ひ」昭和5年2月



他に当時発禁となった橘小夢の≪水魔≫など芸術かエロスときわどい作品が立ち並ぶ。

当日はプレス発表会。中右瑛氏の説明によりコシノヒロコ氏もご一緒に観覧。橘小夢の≪水魔≫を前に「こういうエロスはいいわ」、中原淳一の絵を前にして「この中原さんの絵をみてデザイナーになろうと思ったのです」とのお話も披露された。

高畠華宵の作品「シューベルト(肉筆画)」の前で



必ずしも明るいことが多くなかった大正と昭和初期時代。その反動だろうか、作家の優しい眼差しはわかるが、大胆な色合いと構図の作品が多い。現在世界で絶賛される日本の少女漫画、アニメの礎になっている気がする。このような美しい絵が集結した時代はそうないだろう。

どの記者の質問にも誠実に対応していたコシノヒロコ氏。
大きな視野にたち、これからの神戸ファッション美術館の役割を語られる



さてこちらの神戸ファッション美術館。国内初の公立ファッション美術館。常設コーナー豪華絢爛な衣装が時代ごとに陳列。

ナポレオンの戴冠式で出席した妻ジョゼフィーヌの衣装
4体再現に2億数千万円の費用がかかった




いつの時代だろうかファッションは、全ての人の生活自体を潤すものになってきたことがわかる。館を出た後、颯爽とした自分になれるかもしれない。


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