トヨタ初の大衆車「パブリカ」をトヨタカローラ富山が新車同然にレストア!

トヨタ初の大衆車「パブリカ」をトヨタカローラ富山が新車同然にレストア!

トヨタカローラ富山が、同社の設立50年を記念して、トヨタ初の大衆車「パブリカ」を復元しました。

1961年6月に販売が開始された「パブリカ」のネーミングが「パブリック(大衆の)カー」に由来しており、販売店設立時の社名も「パブリカ富山」だったことから、記念に同車を復元することにしたそうです。

今回同店が復元した車体は1966年に製造された第2世代の「デラックス」で、空冷水平対向2気筒800ccのエンジンを搭載しており、カタログ上の最高速度は110km/h。当時の車両価格が39.2万円と、一般家庭でも手が届く設定となっていました。

毎日新聞によると、オークションで入手時、錆で腐食してボディ各所に穴が空いており、内装もボロボロの状態だったそうで、本年4月から整備士や営業担当者ら7人が5カ月ほどの期間をかけ、主に休日を使って復元作業を進めたそうです。

一旦バラバラに解体して綺麗に磨き、壊れた部品は新たに作ったり、似た部品で代用。シートやドアの内張りも張り直し、ボディーの穴は鉄板で塞いで、オリジナルのメドウグリーンに塗り直すことで新車のように仕上げて車検を取得したそうです。

ちなみに当時のパブリカ デラックス(UP20型)のスペックは以下となっています。

全長:3,620mm、全幅:1,415mm、全高:1,380mm、W/B:2,130mm、
車重:635kg、最高出力:36ps/4,600rpm、最大トルク:6.3kgm/3,000rpm

丹念なレストアの甲斐あって、エンジンは快調、車体がコンパクトで運転しやすいそうです。

誕生から50年を経て、まるで新車のように蘇った「パブリカ デラックス」。60年代のマイカーブームを牽引したモデルだけに、当時の国産車が持っていた「愛らしさ」のようなものが感じられます。

(Avanti Yasunori・画像:トヨタカローラ富山)

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