■日産による未来のクルマと人の社会が分かる、10月23日までの期間限定のスポット

日産自動車は、日産グローバル本社ギャラリーから徒歩圏内に体験型エンターテインメント施設「ニッサン パビリオン」を2020年8月1日から10月23日までの期間限定でオープンしました。最寄り駅はみなとみらい線の新高島駅で、横浜駅やみなとみらい駅からも散策しながら歩ける範囲にあります。

ニッサン パビリオン
ニッサン パビリオンのフロア

なお、駐車場は用意されていませんが、クルマや自転車のシェアリングサービス(NISSAN eシェアモビ、チョイモビ、ベイバイク)を備えたモビリティハブを設置。さらに、ラウンド状のエントランス横には、エナジーシェアパーキングが配されています。

ニッサン パビリオン
エナジーシェアパーキング

同パーキングは事前予約制で、「Vehicle to Building(V2B)」という技術を使うことにより 駐車料金を給電により支払うことができるユニークな駐車場。

駐車場を利用する際、お金を支払うのではなく、駐車中にEVのバッテリーから施設へ電気を供給することで取引が行うというもの。EVの電力が仮想通貨になるようなイメージでしょうか。対象は日産リーフ、日産eNV200、三菱アウトランダーPHEV 、プリウスPHVなどで、給電するとカフェで使用できる特典も用意されています。

ニッサン パビリオン
シェアリングサービス(NISSAN eシェアモビ、チョイモビ、ベイバイク)のモビリティハブ

エントランスを通って中に入ると、円形ガーデンの奥に円形の「NISSAN CHAYA CAFE(ニッサン チャヤ カフェ)」など、円や丸を基調とした建物や通路が目を惹きます。圧迫感がなく、先進的な建物とグリーンや噴水/ミストなどによる開放的な空間になっています。

ニッサン パビリオン
ニッサン パビリオンの屋外スペース

■ニッサン インテリジェント モビリティが分かりやすく体感できる

建物もラウンドした作りになっていて、大型スクリーンをバックに新型EVの日産ARIYA(アリア)が複数台展示されていて、日産が推し進める電動化・自動運転化などの「ニッサン インテリジェント モビリティ」を一般の方に分かりやすく伝える場になっています。

ニッサン パビリオン
新型EVのアリアが4台展示されている

「ニッサン パビリオン」は、テーマ、コンテンツ別に「THE THEATER」、「THE LIFE」、「THE CITY」、先述した「NISSAN CHAYA CAFE」にゾーンが分けられています。

ニッサン パビリオン
3つのコンテンツが楽しめる「THE THEATER」

その名のとおり、シアターである「THE THEATER」には、幅32m×高さ6mの4Kプロジェクション大型スクリーンが設けられています。ソニーのハプティクス技術(触覚提示技術)による振動する床もあって、クルマの先進技術を応用した3つのコンテンツを迫力の空間で楽しめるショーになっています。

「ARIYA SHOW(アリア ショー)」では、走行する日産 アリアと映像がリンクし、実際にある街を駆け抜けているかのような臨場感あふれるショーが楽しめます。

ニッサン パビリオン
フォーミュラEも展示されている

さらに、シアターの外側(THE CITYの横)にも展示されている100%電動フォーミュラカーのアトラクションも楽しめます。

「FORMULA E THE RIDE(フォーミュラE ザ ライド)」は、100%電動フォーミュラカーに乗り世界の都市を駆け巡るバーチャルライドアトラクション。手元にあるコントローラーでコースを選び、大迫力のレースゲームを満喫できます。大人も子どもも熱中すること間違いなし。

ニッサン パビリオン
こちらは、屋外スペースにある「ARIYA Virtual Display」。ARIYAの機能や装備がジェスチャーで体感できる

また、「NAOMI BEATS(ナオミ ビーツ)」というバーチャルテニスも楽しめます。こちらは、見えないものを可視化する日産の新技術「I2V(アイツーヴイ)」を使い、日産ブランドアンバサダーを務める大坂なおみ選手の200km/hのサーブを打ち返し、ラリーが楽しめるという白熱のバーチャルテニスになっています。なお、「NAOMI BEATS」は事前予約制です。

■カフェでは無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」も活躍

「THE LIFE」も子どもと楽しめるコンテンツ。こちらは、家族や恋人をテーマに、「プロパイロット」をはじめとした先進運転支援技術が可能にする未来を描いた2本のショートムービー。同社が想い描く人と技術の未来を映画で楽しめます。

ショートムービーの中身については、ネタバレになるので詳しくはご紹介しませんが、上映後に映画に関する文庫も希望者にプレゼントされていました。

ニッサン パビリオン
「THE LIFE」ではショートムービーを視聴できる

不思議な体験ができるのが「THE CITY」。年齢や男女を問わず楽しめるゾーンになっています。同社が目指す交通事故のない社会に加えて、クルマに乗っている時も、乗っていない時も、クルマと街がより便利につながる社会などの実現に必要なセンシング技術を、クルマに乗ることなく体感できます。どんな内容かは、体験するまでのお楽しみ。

ニッサン パビリオン
不思議な体験ができる「THE CITY」

こちらもぜひ立ち寄って欲しいのが「NISSAN CHAYA CAFE」です。

横浜ビールと共同開発したという「日産オリジナルビール」をはじめ、キリンビールとコラボしたオリジナルビアカクテルなど豊富なドリンク類が楽しめるのをはじめ、神奈川の食材を使ったサラダ、パスタ、サンドイッチ、弁当、スイーツなどこだわりのメニューが揃ったカフェ(テイクアウトドリンクにも対応)になっています。

なお、現金による支払いはできません。クレジットカードを含めた各種キャッシュレス専用サービスです。

ニッサン パビリオン
自動運転のロボットウエイターがサンドイッチを運んでくれた!
「NISSAN CHAYA CAFE」の無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」
「NISSAN CHAYA CAFE」の無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」

さらに、運転支援技術「プロパイロット」を応用した無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」は思わず目が釘付けになります。サンドイッチを頼んだところ、「プロパイロットウエイター」がテーブルまで運んできてくれました。

ただし、ドリンク、お弁当などメニューや混み具合によっては、人間のウエイターさんが運んでくれることもあるようです。

ニッサン パビリオン
「NISSAN CHAYA CAFE」は、屋内と屋外にテーブルが用意されている

ほかにも、テーブルに置くだけで手持ちのケータイを充電できるワイヤレス充電、そしてパナソニックと共同開発された、お皿のICチップに反応してエネルギー情報がアニメーションでテーブル天板に流れる「インタラクティブテーブル」など、未来のカフェを体感できます。

なお、筆者が訪れた日は、「THE THEATER」、「THE LIFE」、「THE CITY」などで順番待ちの際に、アンケートに応えるとドリンクが1杯プレゼントされていました(いつでも開催されているようではなさそうです)。

ニッサン パビリオン
カフェの屋根などに設置された太陽光パネル

同パビリオンでは、カフェの屋根に設置された太陽光パネルで発電された再生可能エネルギーを日産リーフに蓄電し、そのリーフに溜めた電力をこのカフェの一部の電力として使用するなど、日産の最先端技術が使われているほか、4台ある日産アリアのうち1台が「ARIYAライド」として使われていて、先着予約制で助手席・後席に座ることができる(試乗はできません)など、同社の最先端技術が体感できる場になっています。

ニッサン パビリオン
リーフやe-NV200を使ったアイスクリーム移動販売車なども展示されている

そのほか、屋外スペースも含めて、日産リーフが2台、e-NV200を使ったアイスクリーム移動販売車のコンセプトカーが1台、先述したフォーミュラEが1台、NISSAN GT-Rが1台、NISSAN GT-R NISMOが1台展示されていました。

ニッサン パビリオン
NISSAN GT-R、NISSAN GT-R NISMOが各1台展示されている

「ニッサン パビリオン」は、竹などのグリーンを使ったランドスケープ、開放感のあるカフェなどにより、新たなスポットが誕生している横浜みなとみらい21地区の新たなランドマーク、癒やしのスポットにもなっています。

近くには、横浜アンパンマンこどもミュージアムもあり、土日には子ども連れのファミリーも見られましたから、家族や友人などと訪れてみてはいかがでしょうか。

ニッサン パビリオン
ニッサン パビリオンの俯瞰イメージ

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、日産自動車)

■ニッサン パビリオン
開催期間:2020年8月1日(土)〜10月23日(金)
営業時間 平日:11:00-19:00 休日:10:00-19:00
会場:みなとみらい21中央地区60・61街区
住所:220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
入場料:無料
主催:日産自動車株式会社
機材・技術協力(アイウエオ順):出光興産、NTTドコモ、キリンビール横浜工場、三陽物産、ソニーPCL、Trim「mamaro」、パナソニック株式会社、横浜ビール
協力横浜市、一般社団法人横浜みなとみらい21
企画協力・コーディネーション:TBWA HAKUHODO
施設運営:TOW