マーケティングプラットフォーム「Repro」を運営するReproは2月13日、新規投資家および既存投資家を引受先とした第三者割当増資に加え、デットファイナンスなどにより、総額約30億円の資金調達が決定したと発表した。

 新規投資家は、YJキャピタル、SBIインベストメント、NTTドコモ・ベンチャーズ、KDDI(KDDI Open Innovation Fund 3号:グローバル・ブレイン)の4社。既存投資家は、DGベンチャーズ、DG Daiwa Ventures (DG Lab Fund)、ジャフコの3社。2019年度のデッドファイナンスは、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、商工組合中央金庫から実施している。

 Reproでは、これまでもDGベンチャーズ、VOYAGE GROUP、ジャフコ、SHIFT、エンジェル投資家から約4.5億円の資金調達を実施しており、今回の調達で累計調達総額は約35億円になるという。

 同社が運営するマーケティングプラットフォームのReproは、2015年にアプリの分析ツールとしてリリース。以降、2016年にマーケティング機能を追加し、2018年にはウェブにも対応した。また、2019年には国外初の拠点をシンガポールに開設し、東南アジアへ進出している。

 今回調達した資金は、(1)グローバル開発体制の強化、(2)シンガポール法人に続く海外拠点の開設および体制強化、(3)グローバルマーケティングの強化の3つに充てるとしている。

 また、顧客と継続的な関係構築を図るエンゲージメントマーケティングの重要性が増していくことから、Reproが収集するデータ領域および、コミュニケーション手段の拡大を決定。従来より扱ってきたウェブ・アプリデータに加え、オフラインやIoTなどのデータを取り込み、AIを活用して顧客ひとりひとりに最適なチャネル、タイミング、内容のコミュニケーションを図ることで、エンゲージメント向上に貢献できるプラットフォームと強化するとしている。