(CNN) 中国・武漢市で多数の肺炎患者を発生させている新型コロナウイルスに関連して、日本当局は16日、神奈川県在住の30代男性について感染が確認されたと明らかにした。中国国外でも新型コロナウイルスの感染者が出ていることでアジア各地から懸念の声がでている。中国では新型コロナウイルスにより1人が死亡している。

日本で感染が確認された男性は武漢に渡航していた。1月3日に武漢にいたときに高熱を発し、3日後に日本に帰国。厚生労働省によれば、日本で陽性反応が出た。男性はその後回復し、15日に退院したという。

日本で感染が確認される前、タイでも感染が確認されていた。タイでは武漢から来た中国人観光客が検疫を受けて判明。中国国外で初めて感染が確認された事例だった。

旧正月(春節)が近づくなか、アジアの他の地域でも警戒が強まっている。世界各地でゲノム配列の調査が行われているものの、依然として不明な点も多い。

新型コロナウイルスの人から人への感染についても可能性はまだ排除されていない。

中国で発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)では2002年から2003年にかけて37カ国で流行し、774人が死亡した。