閉鎖寸前のせんべい工場が「日本一」入手困難な煎餅メーカーに大復活! いま注目の1冊

閉鎖寸前のせんべい工場が「日本一」入手困難な煎餅メーカーに大復活! いま注目の1冊

東京都江戸川区船堀にある、50年以上続く老舗せんべい工場〈笠原製菓〉。2014年夏、この小さな町工場は、倒産寸前の崖っぷちに追い込まれていましたーー。

絶望的な状況で家業を継承した4代目の兄弟が、起死回生に立ち上げた〈Senbei Brothers センベイブラザーズ〉というビジネス。現在では、通販サイトで最大数か月待ちとなるほどの人気を誇るブランドに!

このセンベイブラザーズの歩みが綴られた書籍『倒産寸前からの復活! センベイブラザーズのキセキ〜赤字を1年で黒字化 金、時間、経験なし 町工場の奮闘記〜』 が大和書房から発売されます。

『倒産寸前からの復活! センベイブラザーズのキセキ 〜赤字を1年で黒字化 金、時間、経験なし 町工場の奮闘記〜』書影

『倒産寸前からの復活! センベイブラザーズのキセキ 〜赤字を1年で黒字化 金、時間、経験なし 町工場の奮闘記〜』書影

センベイブラザーズは、兄の笠原健徳さんと、弟の忠清さんの2人組。健徳さんは1975年生まれ。約20年デザイナーとして企業に勤務したのち、2014年に家業を継ぎました。センベイブラザーズの販売から、パッケージデザイン、プロモーションに至るまで、全てを自ら行っています。

弟の忠清さんは、兄より足はやく家業を継ぎ、煎餅職人として働き始めました。センベイブラザーズの商品を全て製造するかたわら、受注生産の業務も行っています。

2人が家業を継いだ2014年頃は、〈笠原製菓〉を取り巻く状況はかなり厳しいものでした。経営者の病、銀行からの融資ストップ、残された借金、せんべいが売れない……。先代までは「受注生産卸」といういわゆる下請けの仕事をメインに行っていたので、発注元の大企業の理不尽なしわ寄せで取引量減少の憂き目に遭ってしまいます。弟の忠清さんが焼くせんべいはすごく美味しいのに、経営は傾く一方。

そこで、兄の健徳さんのデザインのもと、徹底的なリブランディングを図ることに。キャッチコピーは「せんべいを、おいしく、かっこよく。」

キャッチコピーは「せんべいを、おいしく、かっこよく。」

立ち上げた〈センベイブラザーズ〉の売りは、煎餅らしくないオシャレなパッケージと、「バジル」「極みワサビ」などこれまでになかったインパクトの強い味。現在では、20種をこえるバラエティあふれる煎餅がラインナップしています。この商品を独自のパッケージやプロモーションにより自ら販売し、SNSやメディアにて大きな反響を呼びました。

煎餅らしくないオシャレなパッケージ

地元での販売を足がかりに認知度を向上させると、新宿伊勢丹、渋谷ヒカリエ、ルミネ新宿、阪急百貨店などに出店。試行錯誤の販売を繰り返しながら、独自の販売スタイルを確率しています。現在では、通販サイトで最大数か月待ちとなるほどの人気に! 倒産寸前だった工場を復活させることに成功したのです。書籍では、4代目兄弟ががむしゃらに走り続けて家業を立て直した、過去から今の「リアル」を語っています。

2018年6月3日(日)には、ルミネ横浜4階特設会場にて、書籍購入者を対象にした出版記念ワークショップが開催されます。お好みのオイルとフレーバーで、あなた好みの「せんべい作り」を体験できるワークショップです。当日はもちろんセンベイブラザーズも参加! 煎餅作りのお話も交えながらの開催となるそう。詳細・予約については公式サイトにて。

information

センベイブラザーズのキセキ 〜赤字を1年で黒字化 金、時間、経験なし 町工場の奮闘記〜

著者:センベイブラザーズ

発売元:株式会社大和書房

価格:1,620円

Web:公式サイト

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

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