こけし作家・佐藤英太郎の“貴重すぎる”個展が、伊勢丹新宿店で開催

こけし作家・佐藤英太郎の“貴重すぎる”個展が、伊勢丹新宿店で開催

こけしマニア垂涎の、佐藤英太郎の作品が一挙集結

こけし好きの間で、生ける伝説となっている工人がいます。それが、御年80歳を迎える佐藤英太郎さん。2019年3月6日、伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5で約25年ぶりとなる英太郎さんの個展が開催されます。

佐藤英太郎さん。

佐藤英太郎さん。

東北地方の中央を南北に連なる蔵王連峰、そのふもとに位置する宮城県蔵王町遠刈田(とおがった)地区で生まれ育った英太郎さん。「遠刈田系」と呼ばれる、大きい頭にスリムな胴体、三日月型の涼やかな目、そして、その胴体に木目の文様や梅や桜など、花の図案が、赤や緑の線で施されているこけしを制作しています。10代の頃からつくり続けるこけし界のレジェンドなのです。

佐藤英太郎さんの自宅工房〈木目〉にて。

佐藤英太郎さんの自宅工房〈木目〉にて。

これらの、祖父や父の代からつくり継がれてきた「伝統こけし」に加え、伝統を昇華させた「木地人形」も、英太郎さんの代名詞。鮮やかな色彩と、計算されたかのような緻密な筆のタッチ、そしてきれいなお顔立ち。「英太郎さんは工人というよりアーティストだ」と、彼を慕う人は言うのだそうです。

この木地人形のモデルで多いのは、昔の女性たち。天平時代の女性たちで、その時代に思いを馳せてつくられているのだそう。伝統こけしも木地人形も、遠刈田にある英太郎さんの工房〈木目〉以外では、新作を手に入れることができないため、今回の個展は非常に貴重な場となっています。

英太郎さんがつくる木地人形。高いものは120万円を超えるものもあるのだそう。

英太郎さんがつくる木地人形。高いものは120万円を超えるものもあるのだそう。

実は英太郎さん、自分にも人にも大変厳しい人で、今回の個展が決まった時には、「英太郎さんが東京に出てくる!」「しかもトークショーをやるなんて……!」と、こけし好きの間では、仰天ニュースになったほど。この機会を逃すと、もう英太郎さんからこけしを購入するのは難しいかもしれません。“こけし好き女子”を“こけじょ”と呼ぶようになって数年。まだまだこけしに魅了される人は後を絶ちません。この機会に、こけしワールドに浸ってみてはいかがでしょうか。

information

佐藤英太郎 こけし・木地人形展 ―80年の軌跡―

日時:2019年3月6日(水)〜12日(火)※英太郎さん在廊は、6日〜10日

トークショー:2019年3月9日(土)15:00〜予定

開催場所:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5

writer profile

Yu Ebihara

海老原 悠

えびはら・ゆう●コロカルエディター/ライター。生まれも育ちも埼玉県。地域でユニークな活動をしている人や、暮らしを楽しんでいる人に会いに行ってきます。人との出会いと美味しいものにいざなわれ、西へ東へ全国行脚。


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