あなたの暮らしを自由に持ちだすことができる「部屋」

もし、あなたが部屋を自由に持ちだすことができたら? ドラえもんの話ではありません。ログハウスで有名な住宅メーカー〈BESS〉が新たに発売する〈IMAGO iter(イーテル)〉と〈IMAGO X〉は、車でけん引することで自由に動かすことができる部屋なんです。

キャンピングカーが、車に「住環境を追加」されたものであるのに対して、IMAGOシリーズは部屋そのもの。まさに“旅する部屋”といえます。

〈IMAGO iter〉幌屋根タイプの内観。

〈IMAGO iter〉幌屋根タイプの内観。

使用方法考えると、無限に想像が広がります。例えば、普段は自宅の庭など敷地に置いて仕事部屋として利用する。お出かけのときにけん引していけば、あっという間にどこでも仕事場が出現しワーケーションが完成。

また、のんびりできる趣味のもの、本やローチェア、シングルバーナーとチタンカップにコーヒー豆など常備しておけば、旅先で気に入った景色を眺めながら、そこをリラックス空間にすることも可能です。

小屋という物質的な移動だけでなく、自分の部屋=暮らしを移動するということに、本物の自由を感じます。最初は趣味の部屋だったのに、だんだんこっちが本邸になってしまうかも! そんなことを夢想してしまうほど、ワクワクが止まらない商品です。

立ったまま生活できる!

〈IMAGO iter〉幌屋根タイプは457万円(税込)。木屋根タイプは386万円(税込)。

〈IMAGO iter〉幌屋根タイプは457万円(税込)。木屋根タイプは386万円(税込)。

〈IMAGO iter〉は幌屋根タイプと木屋根タイプがあり、床面積は6.5平方メートル。〈IMAGO X〉の床面積は11.3平方メートル。どちらも高さは2メートル以上あるので、腰をかがめて暮らすなんて窮屈さはありません。

また、無塗装での販売なので、自分で好きな色に塗ることができます。DIY好きな人への“余白”もうれしい。

〈IMAGO X〉は、442万円(税込)。

〈IMAGO X〉は、442万円(税込)。

法律的なことをいうと、IMAGOは「車両」なので、さまざまな場所に置くことができるのです(車両なので、車検証とナンバープレートの交付、車庫証明の取得、自動車税の納付などが必要になります)。小屋だとそうはいきません。かつてモバイルハウスを月極駐車場に置いて生活するという実験を行ったアーティストもいましたが、可動であることはなんと軽やかなことか。

その点、小商いなど、商業的な需要もありそうです。駐車場などのまちの隙間、公園、キャンプ場などでサテライト的な出店に利用してみてはいかがでしょうか。これからお店をスモールスタートで始めたいという人にとって、最初の一歩として適しているかもしれません。

最近では、フレキシブルな暮らし方や働き方を選べる時代になってきました。IMAGOシリーズは、その究極の相棒かもしれませんね。

〈IMAGO X〉の内観。いい借景が楽しめそうだ。

〈IMAGO X〉の内観。いい借景が楽しめそうだ。

【注意事項】・牽引運転するには牽引第一種免許が必要です。また、牽引車は、IMAGO iterで中型SUV以上、IMAGO Xで大型SUV以上かが目安です。車種の重量や車体構造によって牽引能力は異なるので、実際に牽引が可能か販売店で要確認。・IMAGOの設置は、適法に公道を移動できる状態の維持が求められます。BESSでは〈日本トレーラーハウス〉が制定している「設置審査基準」を推奨しています。

information

BESS 

住所:東京都目黒区青葉台1-4-5

tel:03-3462-7000

Web:BESS

IMAGOサイト

*価格はすべて税込です。

writer profile

Tomohiro Okusa

大草 朋宏

おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。