四条河原町からほど近くにある「KANA-KIYO(カナキヨ)」は、手作り市や百貨店の催事などで人気のパン屋さんがオープンした実店舗で、「パンおいしく作りました」と書かれたのぼり旗が目印。クリームパンやねぎみそパンといった手作り市などで親しまれてきたパンをはじめ、長年培った経験がふんだんに詰まったパンを味わえます。
阪急京都河原町駅から高辻通を西へ歩いておよそ5分。「KANA-KIYO」はパン職人の三樹僚太さんを中心に、家族でお店を経営しています。
三樹さんのお父さんの代からホテルにパンを納める卸売業でしたが、「お店をやってみたい」という思いのもと上賀茂手づくり市や梅小路公園手づくり市などへ出店を始め、人気を集めるように。2019年9月に実店舗をオープンしました。店内にはハード系や甘い系から惣菜系まで約40種類のパンがずらりと並びます。
店主の三樹さんが目指すのは生地のおいしさ。国産小麦をはじめ、材料は長年いろいろと試してきた中から1番よかったものを使用しています。
また、人との距離の近さが魅力である手作り市でいただいた声もパン作りに活きてくるのだそうです。

人気は「アルモニー・オ・クレーム」。ほどよい甘さのカスタードクリームは、お菓子担当という三樹さんのお母さんが作ったもの。ふんわりとしたブリオッシュ生地との相性がよく、手作り市に出店した頃から1番人気なのだそう。「クセがなく食べやすいクリームパンを目指した」というパンは、どこか懐かしさを感じるような味わいです。

もう1つの人気商品「ねぎみそ」は、九条ネギと味噌や砂糖、醤油、にんにくなどを合わせたタレをトッピングしています。口の中に広がるネギと味噌の香りや甘めの味付けがクセになるパンはお酒にもぴったり。
お酒好きだという三樹さんが作るパンは「ねぎみそ」以外でもお酒に合うようなものが多く、パンをアテに飲んでいるというお客様の声もあるそうです。

三樹さんのおすすめはクロワッサンと食パン。どちらもホテルに卸していた経験のあるパンです。
バターの香りが広がるクロワッサンは、自家製の天然酵母を使用することで後味に深みが。サクサクの食感とほんのりとした甘みを楽しめます。

生地の旨みを感じるシンプルな食パン。流れるようなやわらかい生地を高温で一気に焼き上げており、中身はもちろん耳まで香ばしくておいしいと評判です。

王道から個性派まで確かな味のパンが揃う「KANA-KIYO」。
京都の中心地にあるので、お買い物や旅の途中に立ち寄ってみるのもいいですね。