全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は長崎県の「レモンケーキ」をご紹介します。

レモンまんまの形が愛らしい、レトロな「レモンケーキ」

どこか懐かしい響きをもつ「レモンケーキ」。大正時代の日本で生まれたこの洋菓子は、型を造るメーカーさんの尽力により、全国ほぼ同じ形。見た目はシンプルなのに対して、味にはお店独自のこだわりがつまっているので食べ比べが楽しいお菓子のひとつです。

江戸時代から続く長崎の老舗菓子店「茂木一まる香本家」が作るレモンケーキは、昭和40年代に職人さん達と6代目が試行錯誤したレシピを現在でも受け継いでいます。
ほのかにバターが香るふわふわの生地をチョコレートが覆っていて、チョコと生地のあいだに挟まれたあんずのジャムが、しっとり甘酸っぱいアクセントに。

約175年続く長崎の老舗で受け継がれるレシピ

「茂木一まる香本家」は約175年続く長崎の老舗。店名にもなっている「一口香(いっこっこう)」は、中国伝来の焼菓子をアレンジしたお菓子。長崎のおみやげとしても知られています。

「レモンケーキ」から派生したオリジナルの「ブラックレモン」もぜひ食べてほしいひと品。こちらは生地のほのかなオレンジの香りと、上掛けのビターチョコレートのハーモニーが大人な味わいのレモンケーキです。