新田真剣佑、改名後も快進撃! アクション俳優の素養と硬派な存在感で光り輝く

 ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系/毎週火曜21時)に出演中の新田真剣佑。今年は『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』、『ピーチガール』、さらに4日から公開されている『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など大作映画に相次いで出演。5月にはそれまでの真剣佑から改名したことでも話題となった。そんな彼の魅力はどこにあるのだろうか。

 続々とオファーされる理由はまず、その「出自」にあることは言うまでもない。彼の父親は、60年代から日本内外のドラマ・映画界で活躍し、ハリウッドでも名が知られる千葉真一。
 
 だが、17年間アメリカで暮らしていた真剣佑の存在はそこまで浸透していなかった。だが逆にその「未知数」の魅力が、関係者の興味を駆り立てた。父はあの千葉真一、ビバリーヒルズ高校出身、そしてLA仕込みのネイティブな英語を話す、などなど……。

 香港で長らく活動し、現地での評判を後ろ盾に日本に逆輸入することで国内でもブレイクしたディーン・フジオカのように、彼もまた日本でのデビュー時、テレビマンや映画関係者にとっては大いに惹かれる、最高の付加価値が備わっていたのである。

 その証拠に2014年での芸能界デビュー後、わずか半年で映画『ちはやふる』の出演が決まっている。

 ただ、「2世タレント」というのはどうしてもネームバリューと期待感だけで終わる例も残念ながら多い中、彼はそのハードルを軽々と超えてみせた。

 というのも真剣佑は、空手は8歳から10年以上続けてきており、また父からは殺陣を教わり、さらには水球、レスリングなど数々のスポーツで体を鍛えてきたハガネのような肉体を持っている。つまり激しいアクションを求めても申し分ない上に、少年時代から父とは映画で親子共演を果たすなど、役者としての素養も実はあったのだ。

 しかも彼の役者としての信条は「芝居をしていない普段から役者でありたい」というもの。今回『ジョジョの奇妙な冒険』で共演した主演の山崎賢人が多くの取材の中で「真剣佑は撮影していないときも、ずっと演じた役柄だった」と語っているように、常に役に没頭できるところもまた、業界関係者から興味を持たれる理由でもあるのだろう。

 さらに特筆すべきは今回の改名のタイミングだ。

 「改名」につきまとうイメージは過去、芸能界の歴史においては必ずしも良いものではなく、人気が落ち着いてきたときに心機一転を図る意味もある。だが彼は人気がうなぎ上りの中で、それまで所属していた事務所からの移籍と同時に名を改めた。破竹の勢いを続ける中での改名は、かえってその勢いをしぼませてしまう危険もあったが、それは杞憂に終わり、さらに話題に。

 むしろ、よりステップアップしたい彼の意気込みが感じられる象徴的な出来事として世間に刻まれ、さらに人気が加速したイメージがある。

 そのルックスにも注目が集まるのは言うまでもない。長いまつ毛に端正な顔立ち、硬派な印象は、同世代に「可愛いイケメン俳優」が多い中、ひときわ存在感を放っている。そして一見クールに見えるが、プライベートではディズニー映画が好きだったりと、そのギャップもまたファンにとっては魅力だ。

 来年公開を控える出演映画は『ちはやふる ‐結び‐』『パシフィック・リム2』『不能犯』『OVER DRIVE』とわかっているだけでも4本。さらに来年は舞台『地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15』にも出ることが明らかになっている。新田真剣佑、これからが大いに楽しみな俳優である。

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