南沙良、憧れの“新垣結衣”と同じ女優の道へ 初出演作で見せた大物の片りん

南沙良、憧れの“新垣結衣”と同じ女優の道へ 初出演作で見せた大物の片りん

 雑誌「ニコラ」のモデルとして活躍中の南沙良が、直木賞作家・重松清の小説を映画化した『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを果たした。浅野忠信扮するバツ1の中年サラリーマンと再婚した、田中麗奈演じる2人目の妻の連れ子である長女役で、「本当のパパに会わせてよ」と辛らつな言葉を投げて波紋を起こす役柄だ。

 「小さな頃から、ずっと女優さんになりたかったんです。憧れは新垣結衣さん、二階堂ふみさん、満島ひかりさん。尊敬しています」と語る南。念願の女優デビューを果たした本作では、多感な少女を演じきり、三島有紀子監督も絶賛する演技を見せている。

 「出演が決まったときは、嬉しさと驚きしかなくて、脚本を渡されるまで実感がわかなかったです。脚本を開いたときには、浅野さんたちと並んで自分の名前が書いてあって『あー!』ってビックリ&感動しました(笑)。演じた薫は不器用な女の子で、無愛想だし、ぶっきらぼうですが、彼女なりの優しさだったり素直さだったりもあるねと監督とお話ししていきました」。

 「そんなにお芝居をしているという感覚がなかった」と振り返る南。血の繋がらない父と暮らし、母がその父との間に新たな命を宿したという状況に置かれた思春期の少女という複雑さにも「気持ちを伝えるとか、気持ちを出すという感覚だったので、難しいとは感じなかった」と大物の片りんを見せた。

 主演の浅野はカメラの外では“役”としてではなく、“浅野忠信”として現場にいたそうで、「とにかく、すごく透明感があるなと感じる優しい方でした。とてもお話ししやすくて、なんでも受け止めてくださいました」と感謝を口にした。また、「ずっとニコニコしていて、冗談を言ったりして。お姉さんがいたら、こんな感じかなって想像していました」という母親役の田中は、現場でこんな振る舞いも。

 「撮影用に借りていた家のキッチンで、お昼にお味噌汁を作ってくださったりしました。撮影とは関係なくです。それをお手伝いしたりして。すごく優しかったです。それから、妹役の(新井)美羽ちゃんと一緒に3人でおままごともしました。美羽ちゃんがお母さん役で、麗奈さんはお父さん。私は犬と子どもを掛け持ちしてました(笑)。とっても楽しかったです」。

 これからどんどん忙しくなるだろう南だが、休みの日は家で漫画を読んだり、アニメを見たり、読書をしたりしているとのこと。「好きな作品はたくさんありますが、小説では辻村深月さんの大ファンです。深月さんの世界観や文章の書き方が好きで、どの作品というより深月さんの作品だったらなんでも読みます」。

 完全なインドア派の南。しかし「これからはアウトドアにもなりたい」といい、女優としてオファーが来れば、アクションでも時代劇でも「何でも頑張りたい!」と意欲を見せた。

 そして、最後にデビュー作から感じ取った思いを語った。「家族の大切さを改めて感じました。以前は、家族はひとつの形だと勝手に思っているところがありました。でも、この作品を通じて、家族にはたくさんの形があることを知りました。心がふわっとなる、奥行きのある作品だと思います」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 映画『幼な子われらに生まれ』は8月26日より全国公開。

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