女優の高畑充希が主演を務めるドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)が、12月18日にいよいよ最終話を迎え、副社長の黒川(椎名桔平)がサクラを花村建設に呼び戻した理由が明らかになる。これまで主人公サクラの人生を振り回してきた上司・黒川は、果たしてサクラの敵なのか、それとも味方なのか?

 12月11日に放送された第9話放送のラストシーンで、黒川は突如サクラに対して、「俺の下で働かないか、北野?」と誘い、サクラを花村建設に呼び戻した。黒川はドラマ放送初回から第6話までは花村建設の人事部長だったが、第7話では常務に、第8話では専務に、そしてついには副社長まで昇りつめている。人事部長時代、黒川はのらりくらりと雑務をこなしながらも、デスクで『もしドラ』などその時代のベストセラーを常に読んでいるイメージが強かった。

 これまでのサクラの人生は、常に黒川に振り回されてきた。サクラを花村建設に採用し、土木志望にも関わらず人事に配属し、社史編纂室に異動させ、子会社に出向させ、解雇し、また再雇用し…と、サクラの会社人生のすべてのポイントに必ず、黒川が現れている。

 最終話では、会社の未来に危機感を抱いていた黒川が、サクラに「新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだ」と話し、新規プロジェクトのリーダーに復職したばかりのサクラを任命する。黒川は今までの彼女の失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教える。

 新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する“忖度なし”の真っすぐな意見を述べて、早速重役たちの不信感を買う。しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わる。サクラは、“力”を持っていれば今まで無下にされて来た「正しい意見」がきちんと通せることを目の当たりに。さらに黒川が組織の問題点を指摘し、サクラは、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と徐々に黒川に感化されていく。

 社会人として生きていくうえで、一番大事なものは何なのか。それは権力なのか。「力」を与えられたサクラが、最後にたどり着いた答えとは…。黒川がサクラを呼び戻した理由も、最終話の中で明らかになる。黒川は果たして敵なのか、味方なのか。いよいよサクラと同期たちの激動の10年が完結する。

 水曜ドラマ『同期のサクラ』最終話は日本テレビ系にて12月18日22時放送。