スティーヴン・キングの小説を原作にした映画『ペット・セメタリー』より、本編映像が解禁。誕生日の日に戻ってきた飼い猫に大喜びする主人公の娘に、横転したトラックが向かっていく悲劇的な瞬間を収めている。

 本作は、田舎へ引っ越してきた家族が、新居の裏にある謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”と奥深くにある邪悪な森の土地によって破滅の一途を辿ることとなる衝撃の“禁忌”ホラー。ある日、一家の娘エリーが事故に遭い突然帰らぬ人に。最愛の娘を失った喪失感に耐えられない父ルイスは、エリーを失いたくない一心で誰にも内緒で隣人ジャドに教わったその森にエリーを埋葬してしまう。

 今回解禁された本編映像は、物語の歯車が狂いだしてしまうきっかけとなるシーン。誕生日を迎えたエリーが、引っ越したばかりの家に集まった親戚たちと一緒に庭で楽しい時間を過ごしていると、目の前の道路に数日前にいなくなってしまった飼い猫チャーチの姿を見つけ、駆け寄る場面から始まる。

 実は、チャーチは交通事故で死んでいたが、父ルイスが娘にまだ“死”というものを教えるには早いと思い、死者が蘇るとされる邪悪な森に埋葬。その後チャーチは生前の元気で愛らしい姿から一変、凶暴で腹黒く腐った臭いがする姿になって蘇り、家族を案じたルイスは変わり果てたチャーチを家から遠く離れた土地に捨てていたのだ。

 チャーチが現れ、エリーは大喜び。「帰ってきてくれたのね」と笑みをこぼすエリーに、凶暴になってしまったはずのチャーチが甘えるようにのどを鳴らす。しかし、チャーチに気を取られているエリーの後方には、暴走トラックが迫っており…。

 続く映像には、道路の騒音に反応したエリーの幼い弟のゲイジが道路へと駆け出し、それに気づいたルイスが危機一髪で息子を抱きかかえてトラックから引き離す姿が映し出される。しかし、トラックは横転し、前にいるエリーの方に向かっていくところで映像は幕を閉じる。

 原作や1989年版の映画ではこのシーンで息子ゲイジが亡くなるのだが、本作では娘エリーが亡くなり、ルイスは娘を蘇らせようと邪悪な森に埋葬する。父が失ったのが、言葉を話せない幼児の弟ではなく、コミュニケーションをとれる年頃になった娘であるという設定にすることで、“死”というものをより一層リアルに感じさせるように描かれている。

 映画『ペット・セメタリー』は1月17日より全国公開。