SNSで話題となっていた4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が、20日、最終回を迎えた。この話題作が小学館ゲッサン(月刊少年サンデー)編集部より単行本化されることが発表された。

 漫画『100日後に死ぬワニ』は、漫画家・イラストレーターのきくちゆうきが2019年12月19日から毎日19時にツイッターとインスタグラムで連載する4コマ漫画。ワニの何気ない日常が描かれているが、毎回「死まであと○○日」とカウントダウン形式でワニの余命が宣告される。100日後に死を迎えることが決まっている設定がSNSで話題を集め、作者・きくちゆうき氏のツイッターのフォロワーは160万人を突破。1投稿で30万を超える「いいね」を獲得するなど、一大ムーブメントを巻き起こしている。

 最終回を迎え、きくち氏は直筆で「『100日後に死ぬワニ』が100日目を迎えました。何事にも“終わり”はあるものだと思います。ワニにも“終わり”がきました。ワニの100日間を見て何かを感じたり気付いてくれたらうれしく思います」とコメントしている。

 発売される単行本では、きくち氏が投稿してきた「あるワニの100日間の人生」に後日譚など28ページを描き下ろして収録。 オールカラーコミックスとして4月8日に発売される。

<『100日後に死ぬワニ』ファンの著名人からのコメント>

■水野良樹(いきものがかり、 HIROBA)
ラストシーンを前にしたとき、 気がつくのだと思います。
この物語は「死ぬ」ことではなく「生きる」ことを描いていて、 「誰か」のことではなく、 ページをめくった「あなた」のことを描いているのだと。
100日後の“はじまり“に、 きっと出会うことができます。

■はじめしゃちょー
最初は何気ない気持ちでワニくんを見ていたのですが、 死ぬ日が近づくにつれて、 彼を見ていると、 毎日を噛み締めて生きなきゃいけないと思うようになってきました。
生き物の生と死がここに。

■田村淳
"死まであと◯日"
これだけで全然違って見えてくる!
自分はあと何日なのか...
何でもない日常に何かを起こしたくなった!

■上田慎一郎(映画監督)
「死まであと○日」。 文章ひとつで物語の見え方がガラリと変わる。 なんという発明でしょう。
読者は自分や周りの人の「死」について意識し、 それによって「今」の行動を変えていく。 なんと素晴らしい発明でしょう。