25日に新型コロナウイルス感染を公表したお笑いタレントの志村けんが、今年12月に公開予定だった初主演映画『キネマの神様』への出演辞退を配給会社の松竹と所属事務所が発表した。

 『キネマの神様』は、松竹映画100周年記念作品となる山田洋次監督最新作で、志村と俳優・菅田将暉がW主演し、“二人一役”で主人公を演じる予定だった。

 志村が所属するイザワオフィス・伊澤健社長は、「今年70歳を迎えた志村にとって、本作品は人生で初の主演映画ということもあり、大きな勇気と強い意気込みで臨んでいました。それだけに、山田組の皆様にご心配とご迷惑をおかけする事になってしまい、志村も私共も、大変申し訳なく思っております」と説明。「作品のご成功を心よりお祈りすると共に、志村が病に勝ち、いつかまた山田組の皆様と一緒に撮影をさせて頂くことを願っております」とコメント。

 所属事務所より辞退の申し出があったという配給元の松竹も、「大変残念でなりません。しかしながら、治療に専念いただくことを山田監督ものぞんでおり、お申し出をお受けすることとさせて頂きました。山田組一同、いつかまた志村さんとご一緒できることを強く願っています。そしてなによりも、志村さんが一日も早くご回復されることを、心よりお祈り申し上げております」とコメントしている。

 4月から撮影開始の予定だったが、現時点では、新たな出演者や撮影スケジュールは未定という。