新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け劇場公開が延期されたアニメ『泣きたい私は猫をかぶる』が、6月18日よりNetflixで配信されることが決定した。

 本作は、焼き物で栄えた街並みが印象的な愛知県常滑市を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議な物語。「ムゲ(無限大謎人間)」とあだ名されるちょっと変わった中学2年生・笹木美代を志田が、ムゲが思いを寄せるクラスメイト・日之出賢人を花江が演じ、監督は佐藤順一と柴山智隆の2人が担当する。

 配信に切り替えた経緯について、関係者は「わたしたちは映画が大好きです。『泣きたい私は猫をかぶる』は劇場用映画として作ってきました」と前置きしたうえで、「失われていく日常の中で改めて気づかされました。映画に込められた多くの人たちの夢や熱意に。お客さんに観てもらえる劇場という場所の素敵さに。それでも今自分たちができることは、作品を世に出すこと、作り続けることだと考えます。映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、インターネット配信で作品を届けることを決めました。世界が混迷している今こそ、エンターテインメントが必要だと信じて…」と発表。

 主演の志田は「映画は観てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです」とコメント。花江は「映画館で観られないのは残念ですが、家の中にいる事が多い今の状況の中、配信という形で皆様にお届け出来るのはいい事なのではないかと思います」とメッセージを寄せた。

 監督のコメントも到着。佐藤監督は「素敵な音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができると信じています」と語り、柴山監督は「現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開の目処が立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。予定通りの公開が難しいと知らされたとき、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました」と本作への思いを明かした。

 アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』は6月18日よりNetflixにて全世界独占配信。