新型コロナウイルスの影響で、世界各地で映画やテレビ番組の制作が中断を余儀なくされていたが、先日、新たな感染者数がゼロになったことが発表されたニュージーランドで、映画やテレビドラマの制作が再開されるようだ。

 Deadlineによると、ニュージーランドの衛生安全プロダクション・プロトコルが、政府により承認されたという。ニュージーランド・フィルム・コミッションが、いくつかの映画やテレビ番組の撮影が「すでに安全に行われている」と公表。そのことから、同国で撮影を行っていたジェームズ・キャメロン監督の『アバター』続編や、Amazon制作の『ロード・オブ・ザ・リング』ドラマシリーズの撮影が再開される可能性があるという。

 『アバター』は、新型コロナの影響が出始めた時に、ニュージーランドにて撮影を行っており、パンデミックが起きて以降、キャメロン監督とプロデューサーのジョン・ランドーは、米カリフォルニア州でバーチャル・プロダクションを行なったり、制作会社Weta Digitalとともにビジュアル・エフェクトの編集を行っていたそうだ。また、7日には『アバター』公式ツイッターアカウントにて、いつどこで撮影されたものかは不明だが、キャメロン監督が水のタンクの中にいる俳優たちに何か指示を送るような姿も投稿された。

『アバター』続編の制作は、2017年に始まったとされ、予算は10億ドル(約1063億円)以上と言われている。今年初めには『アバター』の2作目が、2021年12月17日、3作目が2023年12月、4作目が2025年12月、5作目が2027年12月と、全作の公開予定が発表されていた。

 一方、『ロード・オブ・ザ・リング』ドラマシリーズは3月中頃に、新型コロナの影響で数百人に及ぶキャストと関係者らを、撮影を行っていたウェスト・オークランドから帰国させていた。初めの2エピソードは大部分の撮影を終えていたという。