今年2月7日より公開され、興行収入13.7億円、動員100万人超えを記録したホラー映画『犬鳴村』。このたび全編に恐怖シーンを回避する特別機能を付けた「映画『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版」が完成し、劇場での公開が決定したことが発表された。

 最恐心霊スポットとして名高い、福岡県の旧犬鳴トンネルを舞台にした本作。地図にも載っておらず、さまざまな恐ろしい逸話が語り継がれる“犬鳴村”をめぐって、この世ならぬ怪事件に巻き込まれた臨床心理士のヒロイン(三吉彩花)の運命を映し出していく。2020年上半期の公開作品の中で、興行収入が13億円を超えた数少ない作品のうちのひとつとなった。

 「恐怖回避ばーじょん」とは、東映公式YouTubeにて1月31日から2月6日の1週間限定で公開された、冒頭8分間の本編に怖くない加工を施した映像。SNSで公開後大きな反響を呼び、「今年1番笑った」「これはすごい発明!」といった絶賛のほか、さらにホラーが苦手な人たちからも「これなら見れた!」との声が相次いだ。

 そして、ユーザーからも多くあった「全編怖くないバージョンが観たい」という声に応える形で、今年3月から制作していた「恐怖回避ばーじょん 劇場版」が、ついに完成。

 本バージョンは、128分の間に流れるさまざまな恐怖シーンに、かわいい犬が出てきたり、効果音をつけたりと恐怖を緩和させる加工が施され、ホラーが苦手な人でも最後まで楽しむことが出来るように作られている。また、すでに本作を観て人には、どこでどんな加工がされているのか、新しい「第二の犬鳴村」として楽しむことが可能だ。

 緊急事態宣言が延期となり厳しい事態が続く中、コロナ禍の終息を祈念して準備中の「映画『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版」。公開日は劇場再開後に向けて調整中。