映画『シザー・ハンズ』や海外ドラマ『ストレンジャー・シングス』で知られる女優のウィノナ・ライダーが主演を務め、全く新しいナチス占領時代を描くHBOドラマ『プロット・アゲンスト・アメリカ』が、6月9日よりAmazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX ‐DRAMA & CLASSICS‐」で独占日本初配信されることが決定。緊迫感あふれる予告映像が解禁された。

 本作は、米現代文学の代表的作家フィリップ・ロスの歴史改変小説『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが…』を、『ゲーム・オブ・スローンズ』のHBOがドラマ化。もし第二次世界大戦中の1940年大統領選で、反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが現職のルーズベルトに勝利していたら…という設定のもと、あるユダヤ人家族の視点から急変するアメリカを描く。

 物語の主人公となるレヴィン家の夫婦を映画『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザンと、海外ドラマ『ザ・ミスト』のモーガン・スペクターが演じ、ゾーイ演じるベスの姉で、リンドバーグに傾倒し、レヴィン家にトラブルを巻き起こすエヴリン役をウィノナが務める。また、ユダヤ教の聖職者でありながらリンドバーグを支持し、彼の政権の参謀となるラビを、ジョン・タトゥーロが演じる。

 予告編は、チャールズ・リンドバーグが、大統領候補者として華々しく群衆の前に登場するシーンからスタート。次いで、レヴィン家をはじめとするアメリカに住むユダヤ人たちが、反ユダヤ主義で親ヒトラー派のリンドバーグが当選することにより、国中でユダヤ人差別が激化するのではないかと不安に駆られる様子が映し出される。

 映像では新大統領の当選により希望にあふれた政権が始まるという期待に沸く国民と、ただでさえ窮屈な生活を強いられているのにさらに辛い未来が見えたユダヤ人を対比的に描写。そんな状況に反発しようとするが表情はどこか悲しげなレヴィン一家の奮闘の行方が気になるところだ。

 今年11月に大統領選が控えるアメリカ。1940年代設定のフィクションでありつつも、現代社会に重要なメッセージを投げかける本作に注目したい。

 ドラマ『プロット・アゲンスト・アメリカ』(全6話)は、6月9日よりAmazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX ‐DRAMA & CLASSICS‐」で6月9日より毎週火曜1話ずつ配信(6月9日から7月7日まで第1話先行無料配信)。BS10スターチャンネルにて7月9日より毎週木曜23時ほか放送(7月5日19時45分第1話先行無料放送)。