フリーアナウンサーで女優の田中みな実が19日、都内で行われた初主演映画『ずっと独身でいるつもり?』の完成披露試写会に共演の市川実和子、松村沙友理、徳永えり、稲葉友、監督のふくだももこと共に出席。自身の結婚観を明かす場面があった。

 本作は、おかざき真里(原案・雨宮まみ)の同名漫画を実写映画化。10年前に“女性の人生における幸せの価値を赤裸々に描いたエッセイ”が異例のヒットとなり、一躍有名作家となった主人公・本田まみ(田中)が、“自分にとっての幸せの形”を見つけだす姿を描く。

 仕事にやりがいを感じながらも年齢に対して周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配される女性を演じた田中。共感するところを聞かれると「私も確かに20代後半くらいのときに、結婚をひとつの逃げ道として考えたこともあったな、と懐かしく思い返したりはしました」と語る。

 現在の結婚に対しては「したくないという気持ちはないし、しないと決めているわけでもない。自分のペースで良い方がいればしたいとは思いますし、自由であっていいはずなのに、たくさんの選択肢があっていいはずなのに、世の中的に決めつけられてしまうことが非常に多いな、と。周囲の雑音に捕らわれてしまうことが多いな、と思うんですよね」と告白。続けて、本作を見る人たちに向けて「自分の生き方を肯定できるような、見終わった後にそんな気持ちになっていただければうれしいです」とアピールした。

 パパ活女子として生計を立てつつも、若さを失うことに怯える美穂を演じた松村は、悩むこともあったという。演じているときは必死な気持ちが強かったそうで、「ゆっくりと『あそこはああだったんですよ』ってうまく伝えることができないんですけど、確かに美穂が作品の中で成長していくにつれて、私自身もちゃんと成長していけたんじゃないかなという実感はちょっとあります。大変な役でしたが、この作品に出会えて美穂を一生懸命演じられて、監督とたくさんお話してよかったと思います」と成長の実感を明かした。

 冒頭のあいさつではふくだ監督が、満員の会場を見て「久々にこういう景色が見れて…」と涙ぐむ場面も。会場とキャスト陣からは温かい拍手が送られた。

 映画『ずっと独身でいるつもり?』は、11月19日より全国公開。