いよいよ7月から全国でプラスチック製買物袋の有料化が開始となります。有料化とはいえ「1枚数円や数十円のことだからあまり気にしない」という人もいるでしょう。ですが、毎日の少額のレジ袋代も月単位で考えるとバカにならないかも? 「夫婦と子ども2人」という家庭の場合、実際どれぐらいの出費になるのか具体的に計算してみましょう。(文=如月柊)

■スーパーは意外と出費大 月「約130円」の出費

 スーパーといえば、週に何度も訪れるところです。パンや牛乳、水など意外とかさばる食品が多く、さらに食品と日用品は分けた方がよいのか…など考えるとレジ袋1枚で足りることは少ないですよね。仮に2日に1回スーパーに行ってレジ袋「大」1枚、レジ袋「中・小」2枚分の買い物をしたとして、いくらかかるのかを見てみましょう。

 7月から有料化が始まる大手スーパーマーケットチェーンの価格をみると、「サミットストア」が大サイズが5円、小サイズが3円、「ライフ」が大サイズが5円、小サイズが2円、また4月から先行して有料化が始まったイオンが運営するの都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」も大サイズが5円、小サイズが2円です。ここでは、大サイズを5円、小サイズを3円と仮定します。すると1週間で「33円」、月「132円」の出費となります。

■毎日利用するコンビニでは月「約200円」の出費

 続けて利用頻度の多いコンビニを見ていきましょう。コンビニは1回の買い物量は少ないものの、お弁当やちょっとしたお菓子、ドリンクの購入など、スーパーより買い物の機会が多いですよね。さらに、温かいものと冷たいものを分けるなど、買い物をするたびに2枚以上もらっている人も多いと思います。今回は、仕事に出ているお父さんがランチの時に「レジ袋Sサイズ」を2枚、週5回もらい、子ども二人が部活や塾の帰りに「レジ袋Sサイズ」を1枚、週3回もらう想定で計算してみましょう。

 「ローソン」、「ファミリーマート」ではどのサイズのレジ袋でも全て1枚3円で提供されます。「セブン‐イレブン」はレジ袋の小、中、大と弁当用の4種類のレジ袋を3円、特大サイズのみ5円で販売します。そのため、お父さんは、3円×2枚を週5回で30円、1ヵ月で120円の出費になります。子どもたちは、一人3円×1枚を週3回で9円、1ヵ月で36円、二人あわせると月72円の出費になります。お父さんと子どもたちの合計は月「196円」です。

■日常品買いに欠かせないドラッグストアなどで月「約30円」の出費

 ドラックストアでもレジ袋有料化は始まっています。ドラックストアは毎日行くことはなくても、日常品を買いに週1回ぐらいは訪れたい場所ですよね。そこで、お母さんが週1回利用すると想定して計算してみましょう。

 マツキヨHD、ココカラファインはレジ袋を3〜10円で販売しています。真ん中のサイズ(5円)を1枚選ぶと想定して、5円×月4回で「20円」の出費です。

 また、主婦の味方「100円均一」も消耗品や日用品を購入するため月1回程度は行っているという人が多いのはないでしょうか? 「ダイソー」では、レジ袋のSサイズを2円、Mサイズを4円、Lサイズを7円で販売しています。Mサイズを2枚もらうと想定すると、月「8円」の出費になります。ドラッグストアでの出費とあわせると月「28円」になります。

 さらに、日常的に行く場所というと「本屋」も紀伊國屋書店などで有料化が始まり、「百貨店・デパート」も有料化が始ます。そのため、利用頻度が多い人はもっと出費が増えるでしょう。

■環境にもお財布にも優しい選択を!

 買い物に行く先々で今までと同じようなレジ袋のもらい方をしていたら、気づかないうちに月356円もレジ袋にかかるという想定になりました。もちろん、利用する頻度やレジ袋の大きさによって変わってくるので、一概には言えませんが、4人以上の家族でエコバックを全く利用しないと、これぐらいの出費になる世帯が多いはずです。

 家族全員でエコバッグを利用して、その分自分にドリンクのごほうびをプレゼントしているほうがずっと意味ある消費といえそうですね。

 エコバックもますます種類が増えており、超コンパクトでポケットにも入るものや保冷効果がある機能性が高いものがたくさん売られているので、この機会に是非チェックしてみてください。環境にもお財布にも優しい選択をしてきましょう。