加賀・山中温泉「厨八十八」なら カウンターでひとり美食を満喫可能

 ひとり旅は好きでも、ひとりの食事はちょっぴり寂しい……という人は、カウンターのある宿に注目。程よい距離感、臨場感溢れる音や香りも味わって。

 フード系フリーライターの嶺月香里さんが、おすすめの宿をご紹介。


厨房前の特等席は
人も料理もあったかい

●厨八十八(くりややそはち)


先附は菜の花の昆布締めと海老の黄身煮。前菜は蟹の押し寿司やタコの小倉煮、コロ柿のきぬた巻など、加賀の美味が集結。

 部屋食や個室で仲居さんがお世話してくれる旅館の食事は、ひとりなのに手間をかけさせてすみませんと、いたたまれない気持ちになってしまうもの。


たらの身と濃厚な白子豆腐の小鍋。

 気疲れせずにひとりを満喫するならカウンターのある宿を訪れたい。

 外の店でも懐石料理の予約は「2人以上から」などと断られがちだが、宿だったらもちろんウェルカム。


鮪節でとった上品な出汁のお椀。

 今回紹介する「厨八十八」のカウンターは、京都・祇園で腕を磨いた料理長が、器も料理も特別仕様で仕上げる特等席。


橋立港でとれた魚介を中心に冬は蟹やクエなどが登場。

 炭火で炙った魚の匂い、すりたてのわさびの香りをまとったお造り、澄んだ出汁から立ち上る湯気の温かさ。


料理長の鮮やかな包丁技を目の前で鑑賞。

 厨房の臨場感も伝わって、一品ずつつくり手から直接料理が供されるうちに、自然と料理人との会話が弾んでいく。


「料亭街」と名付けた個室中心の食事処の一角にあるカウンター席。器は料理に合わせて特注。

 席数限定だから手をかけた繊細な料理がいただけるのもうれしいかぎり。一度経験したらリピート必至。ひとりカウンターを満喫したい。


ロビーの目の前に広がる田んぼテラス。GWの連休前にはスタッフ総出で田植えし、秋に収穫。宿に居ながらにして四季を感じる。

厨八十八(くりややそはち)

所在地 石川県加賀市山中温泉菅谷町ロ-62
電話番号 0761-78-8080
宿泊料金 
◆1室1名利用時の1名最低料金 (平日) 35,000円〜、(休前日) 40,000円〜
◆1室2名利用時の1名最低料金 (平日) 28,000円〜、(休前日) 35,000円〜
※すべてサ込
ひとり料金 1泊2食付き 35,000円〜(サ込)※カウンターでの夕食は+5,000円、宿泊時に要予約
ひとり対応 通年可
部屋 24室
食事 朝:食事処(個室あり)/夕:食事処(個室あり)
チェックイン 14:00/チェックアウト 11:00
交通 JR加賀温泉駅より車で約25分。送迎あり(13:30〜17:00/要予約)
https://www.yasohachi.com/index.php/topic/home_ja/

●紹介してくれたのは……
嶺月香里(みねつき かおり)さん

フードライター・フリー編集者。1972年生まれ。レストラン取材からレシピ本の制作まで手がけるフードライター&フリー編集者。旅グルメや温泉に詳しい。

※宿泊料金は、とくに表記のない場合は、税金・サービス料別の最低料金を記載しています。入湯税は含まれている場合もあります。詳しくは施設にお問い合わせください。

Text=Kaori Minetsuki
Photographs=Tamon Matsuzono


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