やる気がなくてもレンジでチンして作れる話題のお弁当のレシピ本「らくべん!」。どうしてこんなに簡単で美味しくできるのか? その理由と、とっておきレシピ「蒸ししゃぶサラダ弁」をご紹介します。


レンチンがお弁当に最適な7つの理由


(1)とにかく、できあがりが速い!

 実際に手を動かすのは3分程度。加熱時間や盛り付けを入れてもほぼ10分。

(2)ずっとついて見ている必要がない!

 レンジ加熱中は、料理以外のことができる! 慌ただしい朝に嬉しい。

(3)おまけに、洗い物も少ない!

 洗い物はほとんどまな板、包丁、耐熱コンテナだけ!

(4)内側から加熱されるので火がしっかり通る。

 内側だけ生! ということがないので、火が通っているか判別しやすい。

(5)油をあまり使わないのでヘルシー!

 素材から出る油で効率よく調理できるので、加える油の量が少なくてすむ。

(6)予熱で火が通るのでお肉がやわらかい。

 レンチン後も高温のコンテナの中でゆっくり加熱されるのでやわらかい。

(7)冷める時に味がしみるので、食べる時には味がしっかり!

 レンチン直後は多少味が薄くてもお弁当を食べる頃にはちょうどいい味に。

てんきち母ちゃんから一言!

そんなわけで、お弁当のように1人分だけを作る時は、お鍋で作るよりも“電子レンジのほうが圧倒的に便利でおいしいんです!”ただし、使い方のコツはしっかりマスターして!

【レシピ】芋で腹持ちもいい! 蒸ししゃぶサラダ弁

■材料 (1人分)

・豚しゃぶしゃぶ用肉:5枚(80g)
・さつまいも:50g
・しめじ:1/2株
・レタス:2枚
・水菜:1/4袋
・塩昆布:ひとつまみ
・ごま油:小さじ2
・酢:小さじ1

■作り方

(1) さつまいもは1センチ角に切って水にさらし、しめじは石づきを取って小房に分け、レタスは一口サイズにちぎり、水菜は4センチに切る。
(2) 耐熱コンテナに、しめじとさつまいも、広げた豚肉を入れ、塩昆布を散らしてごま油をかけ、軽くからめて蓋をのせ、レンジで3分加熱。酢を入れてよく混ぜ、冷ます。
(3) 弁当箱にレタスと水菜を入れ、(2)をのせる。

材料替えもOK♪

さつまいもをじゃがいもやかぼちゃに替えても。

「サラダ弁」の基本、3STEP

# STEP1 

 材料を切る。

てんきち母ちゃんから一言!

「加熱しない野菜→加熱する野菜→肉」の順で切ると,、まな板を洗う回数が減ります!

# STEP2

●レンチン前


材料と調味料を次々に上から入れていき、全体にからめるように軽く混ぜる。


コンテナの蓋は斜めに置いて、蒸気を逃がすようにする。ラップの場合はふんわりかけてレンジで加熱(加熱前はちゃんと混ざってなくてもあまり気にしなくてOK)。

●レンチン後


加熱後、必ず、熱いうちによく混ぜて調味液を全体にからめるようにし、しばらく冷ます。


加熱し終わったらすぐに蓋を取って、中をお箸などでよくかき混ぜて。サラダ弁はこの後、よく冷ますのがマスト!

# STEP3


加熱しない野菜を下に敷いて、冷ました2を盛り付け、さらにトッピングするものがある場合はのせる。


サラダ弁は季節を問わず、必ず保冷剤を添えて持っていったほうがよい。

※大さじ1は15cc、小さじ1は5ccです。
※電子レンジの加熱時間は、出力600ワットのものを基準にしています。
※電子レンジで使用する耐熱容器は、プラスティックの700ccの正方形のコンテナを基準としています。ガラスや陶器の重い容器を使用する時は、加熱時間が長くなります。
※電子レンジは、機種や使う耐熱容器によって、加熱時間に差が生じます。必ず、様子を見ながら加熱してください。


てんきち母ちゃんの らくべん! レンチンだけ、あるものだけ、実働3分!

著・井上かなえ

てんきち母ちゃん 井上かなえ

料理ブロガー。料理家。兵庫県在住。2005年にスタートした3人の子どもたちのリアルな日常と日々のごはんを綴ったブログ『母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記』はライブドアブログで2018年に殿堂入りし、レジェンドブログに。累計48万部のベストセラーとなった「てんきち母ちゃんの毎日ごはん」シリーズ(宝島社)や、累計15万部の「てんきち母ちゃんの朝10分、あるものだけでほめられ弁当」シリーズ(文藝春秋)など著書多数。東京、神戸での料理教室開催、雑誌、TV、食品メーカーのレシピ考案などでも活躍中。

文=井上かなえ
撮影=難波雄史