大人のお手入れ魂に火をつけた オーガニックでエイジングケア

vol.063_ITRIM


1:肌に透明感とツヤを与え、エイジングケアも。ITRIM フェイス トリートメントオイル 18ml 18,000円、2:頭皮と髪を健やかに整え、まとまりの良い髪に。同 ヘア トリートメントオイル 18ml 12,000円、3:オイルを巡らせ、気になる体の変化を内と外からケア。同 ボディ トリートメントオイル 38ml 15,000円、4:心地よい香りと深い潤いで満たし、肌を起動。同 スキンローション 125mL 18,000円、5:ヘアケアの中でリピート率No.1。同 シャンプー N 250mL 10,000円、6:「肌がつるつるになる!」と評判の潤いゴマージュ。ITRIM エレメンタリー フェイシャルゴマージュ 100g 12,000円、7:水羊羹テクスチャーでボディの乾燥やくすみ、ゴワつきを一掃。同じ フルボディゴマージュ 100g 12,000円/ACRO

 ITRIM(イトリン)のデビューは2018年9月、大人の女性に向けたプレミアム オーガニック スキンケア ブランドとして誕生した。

 ITRIMとは、“とても”“非常に”をあらわす古語「いと」と、内なる美しさを秘めた「凜」からなる造語。

「いと、凜と、生きる」をブランドコンセプトに、年齢を超えてしなやかに凜とした美しさを叶えるエイジングケアを提案。

 日本から世界へ、グローバルな展開も着々と進んでいるようだ。

「ITRIMが最も大切にしていることは、肌と向き合い、肌で結果を出すこと。

 オーガニックでクリニカルケアの効果を目指そうと。

 着目したのは、実績のある伝統的な有用植物や天然素材。

 エビデンスに基づき成分を厳選し、女性の肌ニーズや現代の環境に適応するかたちで取り入れています」と話すのは、ITRIMマーケティング マネージャーの金本裕子さん。

 効果のある成分をただ入れているのとはワケが違う。

 植物は「土から育てる」ことにこだわり、植物のどの部位にどんな成分が含まれているかを把握し、その効果を最大限に活かすために適した方法で丁寧に抽出を行う。

 使用する天然由来成分はすべて「エビデンスありき」という徹底ぶり。

「日本各地を回り、現地の生産者とコミュニケーションを深めて希少な天然素材を見つけ出し、未使用資源からオリジナル原料を開発することも積極的に。

 たとえば、メロン種子油は、北海道産の夕張メロンが加工される際に不要になる種子から、熱をかけないコールドプレス製法によって採油された植物油。

 リノール酸やオレイン酸などの成分を含み、肌の水分・油分バランスを整える整肌成分としてほとんどの商品に配合しています」

 有用な植物のチカラをいかに肌に効かせるか?

 その鍵を握るのが独自の「カスケード アプローチ理論」だ。


ITRIMのオリジナル原料の一部。ビワ葉エキスは長崎産のビワの葉から抽出。芳香成分を含み、多機能な作用があることから水溶性と油溶性のエキスを作り、全品に配合している。ビワの種子、蓮花、桜花はパウダーにして新商品のスキンケアパウダー(3種)に採用された。左上から時計回りに:サトザクラ(桜花)、メロン種子油、ビワ葉エキス、蓮花。

「有用植物が持つ『多機能』という特長を活かした独自のスキンケア理論です。

 3つのアプローチがあって、まずテクスチャーや芳香などで感覚に働きかけて肌の受け入れ態勢を整える『タッチング』。

 そして、作用の異なる多くの成分を届けて肌内の連携を高める『スイッチング』。

 さらに、有用成分があらゆるところに広がり再構築を図る『ストラクチャリング』。

 この3つのステップで処方を組んでいます」

 成分を食材とするなら、この理論は最高に美味しくいただく料理法。

 ITRIMの物作り、半端じゃない!

ITRIMだから作れた 唯一無二のコスメたち

 日常ケアの基本となるエレメンタリーラインは、フェイスからボディ、ヘアケアまで揃う圧巻のラインナップ。

 実はここにもこだわりが。

「顔も体も髪も1枚の皮膚でつながっていますよね。

 このすべてが健やかであってこそ肌の美しさは結実すると考え、顔・体・髪の三位一体のお手入れを提案しています。

 フェイスケアは女性たちの5大悩みである『乾燥』『毛穴』『シワ・たるみ』『炎症・赤み』『シミ・くすみ』に対応。

 ボディケア、ヘアケアは年齢による“変化”に着目して設計しています」

 なかでもITRIMの名を広めたのがゴマージュだ。

 まるでジャムみたいなフェイシャルゴマージュは、ベストコスメにも輝いたアイコン的存在。

「コンニャクや庄内柿、サクランボなど、日本産の5種類の天然植物スクラブを配合しています。

 大きさや弾力の異なる粒子がさまざまな汚れを優しくきれいに取り除き、しっとりつるんとした洗い上がりも好評。

 30代のお客さまが一気に増えました」

 ITRIMの三位一体ケアを象徴する“オイル三姉妹”も大人肌のお助け。

 私、3本ともヘビーに愛用中。

「オイルが持つ“流体”という特性に着目し、巡らせることにこだわったオイルです。

 鮮やかな色は植物エキスや植物油の天然の色。

 ピンポイント使いできるので外出先でのケアにもおすすめです」

 フェイス用のオイルは、上へ上へとなじませるとピンとリフトアップして見た目が変わるほど。

 ボディ用は脚がむくんだときや肩が凝ったときに出番。

 ヘア用は日中だけでなく夜寝る前にも使う。

 心地よく眠れて翌朝スタイリングしやすくなるから。

 どのオイルもサラッとしていてベタつかないし、脳にグッと響くような香りも病みつき。

 今後どんな商品を出してくれるのか、ますます楽しみ。

「顔・体・髪の三位一体ケアを基本に、女性の肌悩みにきめ細かく対応するものを作りたいと思っています。

 今年の秋もITRIMらしい商品をお届けする予定なのでお楽しみに!」

ITRIM初の「スキンケアベース」誕生!


左から:日中の肌を護り・高めて・カバー。ITRIM エレメンタリーフェイスケアパウダー 3種 各11g 8,800円、同 エッセンシャルEEクリーム SPF50・PA++++ 28g 10,000円。

 3月に誕生し、早くも話題のスキンケアベースは、“スキンケアの仕上げ”として開発されたもの。

 下地となるEEクリームと肌悩み別の機能性パウダーの組み合わせでスキンケアしながら、美しく、快適な肌を保つ。

 パウダーとオイルの特性にこだわったITRIM独自の処方だ。

 機能性パウダーは、赤み・色ムラをケアするOuka、ブライトニング効果のあるOuju、ハリ不足・むくみに対応するRenkaの3種。

 ほんのりとした色は天然の色。

 香りも心地いい!

ITRIM マーケティング マネージャー
金本裕子さん

ブランドを立ち上げた当初から商品開発に携わる。有用植物、その未利用部分に着目し、原料化した「ITRIMオリジナル成分」の開発にも取り組む。


吉田昌佐美(よしだ まさみ)

1979年より第一線で活躍する美容ジャーナリスト。新旧の名品やブランドの歴史を熟知。情熱的な鋭い取材と確かな分析力に基づく最新技術の分かりやすい解説は、国内外のブランドの開発者からの信頼も厚い。インスタグラム「masami_cosme」

Text=Masami Yoshida
Photo=Kenichi Yoshida