停めてあった父・文吾(鈴木亮平さん)のパトカーの中で倒れているみきお(柴崎楓雅さん)を見つけた心(竹内涼真さん)。

みきおを犯人扱いするような言動をしたことや、みきおを放置して行方をくらませていることから、警察は文吾を殺人未遂の犯人に仕立て上げようとします。

一方、文吾は何者かに椅子に手足を縛られ目隠しをされて身動きが取れない状態に。

黒幕の存在を突き止めようとすればするほど予想外の出来事に振り回される心の細やかな表情に魅せられる中で、母・和子(榮倉奈々さん)の文吾への揺るぎない愛がきらりと光った第9話でした!

■マスコミを追い返すたくましい母・和子

青酸カリによって意識不明になったみきお。

佐野家の前には、容疑者にされた文吾の家族に話しを聞こうと大勢のマスコミが詰めかけていました。

「ちょっといいですか」とマスコミの前に登場した和子は、「佐野文吾は自分が正しくないと思うことは絶対にしない」「優しく誇り高い人間」「村人と家族を守ることしか頭にない人」「家族は主人のことを信じています!」ときっぱり言い放ち、「この虫けら記者!」と追い返します。

何者かに監禁されている文吾は、テレビから聞こえる和子の声によろこび、力をもらうも、再びスタンガンで襲われて倒れ込んでしまいました。

 

■未来ノートを返してきたのは誰?

心は駐在所で捨てたはずの妻・由紀(上野樹里さん)が作った未来ノートを見つけます。ページをめくると、1977年に開催された音臼村祭のチラシが挟まれていました。

早速音臼小学校に出向いた心は、石坂校長(笹野高史さん)から「音臼村祭でキノコ汁に混入していた毒キノコを食べた徳本(今野浩喜さん)の母が亡くなった」話を聞きます。

 

■巧妙に仕組まれた犯人の罠

不審なものが村に放置されている連絡を受け、その中の一つ、“駐在日誌”と書かれたフロッピーから駐在所に乗り込んできた県警の監察官・馬淵(小籔千豊さん)。文吾のワープロを開くと、なぜかみきおが書いていた殺人事件をほのめかす文章が。

しかも、その文章に書かれている通り、裏庭には青酸カリが埋められていました。

監禁が解かれた後、留置所に入れられていた文吾がやっと自宅に帰ってきたと思いきや、一連の事件の容疑者として署に連行されてしまいます。

「犯人の目的は、この村で起きた全事件の罪を父さんにかぶせることだった。父さんを確実に死刑にするために……」

心は気がつきます。

 

■最終回!ついに黒幕が明かされる!?

心がみきおに会いに病院を訪れたときに「佐野文吾のせい」など、平成のさつきが令和のさつきと同じ発言をしたこと、

「すぐ熱くなるころは佐野さんそっくり」「突然現れ、忽然と姿を消し、また現れた。あなたは一体何者ですか?」と、まるで心がタイムスリップしてきたことを知っているかような口調の石坂校長(笹野高史さん)の真意は何?

二人とも闇深い不気味な目力でした。

果たして、音臼村祭と一連の事件との関係は?

 

次回はいよいよ最終回。

正志(せいやさん/霜降り明星)も井沢(六平直政さん)も怪しいし、予告での文吾のセリフ「お前だったのか」が気になって考察の沼にハマって眠れそうにありません。

どうか心と佐野家が幸せでありますように!

(早川ひろみ)

【画像】
※ TBSテレビ『テセウスの船』