【J2岡山】ファジアーノが誇る粒ぞろいのシャドーたち

【J2岡山】ファジアーノが誇る粒ぞろいのシャドーたち

 関戸健二、伊藤大介、豊川雄太、石毛秀樹、大竹洋平。岡山のシャドーのポジションには、試合の流れを見通すことができて、なおかつアイデアとテクニックを備えた選手がそろっている。

 豊川はトップ寄りで、主にフィニッシュの役割。大竹はゴールへのお膳立てのアイデアに秀でる。ボランチに入ることが多い関戸、同じくボランチをこなせる伊藤、石毛はゲームの流れを見ながら、攻守で必要なプレーとアクセントをつける。タイプは異なるがタレントぞろいだ。

 岡山は先週の千葉戦に敗れ、第34節・讃岐戦から3連敗中だ。讃岐戦は先制され、追いつけそうで、チャンスを決められず敗れた。次の大分戦は、相手の攻守における明確な意図、プレー精度が余すことなく表現されるのを黙って許し、0−3で敗れた。「ボールを持ちたい選手と、一方で前に進めようという選手がいて、共通理解がなかった」と複数の選手がコメントしていたことも気になった。

 大分戦後、大竹はミックスゾーンでこう話した。「相手が来なければつないでもいいが、前から来ていたら、相手の背後や間が空く。その状況を見ながらできればよかったが、皆の意思が合わないとうまくいかない」

 66分に投入され、ボランチに入った石毛は、こう振り返った。「中盤で受けてサイドに散らし、サイドから攻めた方がいいのか、またはDFラインから2トップを目がけて蹴って、セカンドで出て行くのが良いのか、はっきりしていなかった。引いた相手に縦パスを入れて、そのまま前に絡んで行けば、攻撃に勢いが出せたと思う」

 1−3で敗れた先週の千葉戦は、意思の共有という点では改善が見られた。石毛は「何かが劇的に悪いわけではなく、今はちょっとしたズレが重なっているだけだと思う。ひとつのパスやコンビネーションにこだわって行くことで解消できるはず」と言う。

 J2リーグ戦は残り6試合。現在首位の湘南、2位の福岡、4位の名古屋との対戦もそこに含まれている。3連敗中とはいえ、J1昇格プレーオフ進出の可能性が消えたわけではない。難敵を相手に、本来の力を取り戻すべく奮闘するチームの姿を見つめることは、好調のチームを見守る以上に充実しそうだ。(サッカーライター・尾原千明)

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