【TSS・深井アナ】「新選組」「乃木坂46」に感銘受けた夏休み

【TSS・深井アナ】「新選組」「乃木坂46」に感銘受けた夏休み

 坂道を上るということは実に大変で、骨の折れることです。しかしひとたび駆け上がってみれば、そこから見える景色は想像を絶するものかもしれません。

 1週間ほど前にまとまった休暇を取ることができました。それを利用してまず向かった先は京都。初日は新選組ゆかりの地を巡りました。移動手段は徒歩。自らの足を頼りに、途中緩やかな坂にも若干苦労しながら回ります。新選組が兵法調練場として使用した「壬生寺」。揚屋建築として今も残る国の重要文化財で、新選組の初代筆頭局長・芹沢鴨が暗殺される直前に宴会へ参加した「角屋」。そして芹沢鴨が暗殺された「八木家」。角屋や八木家には今もなお刀傷が柱などにそのまま残っており、当時の様子がひしひしと伝わってきます。

 翌日。前日の反省から自転車を借り、霊山護国神社へ。坂本龍馬や桂小五郎ら、幕末の志士たちがまつられています。向かうにあたり進む方向は清水寺と同じ。ご存じの方も多いと思いますが、あの辺りは結構な急勾配。自分の貧弱な脚力ではとてもこぐことはできず、自転車を押して駐輪場まで行く羽目に…。清水寺に至るまでの道は多くの観光客でにぎわっていますが、霊山護国神社は知る人ぞ知る、いわば穴場。一本裏道に入るとうそのように人の姿がなくなります。激動の幕末に思いをはせながら、それぞれの墓へ。苦労しながら坂を上ったかいがありました。

 そして11月8日、京都を後にして向かった先は東京ドーム、乃木坂46のライブへ。ダブルアンコールまで含め32曲。デビューから約5年8カ月、坂を上り続けてきた彼女たちの姿は実に美しく輝いていました。「ありがとう」。そんな思いでいっぱいになるような時間と空間。これが最後のステージになるメンバーもいる中で、あの場にいられてよかった。心からそう思えました。

 ここが終点ではなく、ここが始まり。また一歩一歩坂道を上っていこうと決心させられた、遅めの夏休みでした。



 深井 瞬(ふかい・しゅん)1984年東京生まれ、埼玉育ち。06年テレビ新広島入社。現在はカープ戦を中心としたスポーツ中継全般を担当。現場のアツさを皆さまにそのままお届けすべく、精進の日々を送る。夢はカープ日本一決定の試合を実況すること。趣味はゲームと、たまにフラッと行く一人旅。特技はちょっと上手なUFOキャッチャー。

関連記事

おすすめ情報

デイリースポーツ 中国スポーツ・エンタメコラムの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

エンタメ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

エンタメ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索