【誘われて男旅】「大自然」と「人情味」に触れた蒜山の旅

【誘われて男旅】「大自然」と「人情味」に触れた蒜山の旅

 紅葉の季節は終わっても、「岡山・蒜山高原」は魅力満載−。地元・広島の街をせっせと歩くだけではつまらん!ということで、先月末、隣の岡山北部まで足を延ばしてきた。冬場はスキー客も多く訪れるという“関西の軽井沢”には、我々オヤジも満足させるスポットが数多くあった。しかも食べ物も最高!!仕事そっちのけで旅したそのごく一部を紹介しよう。



 「ひるぜん」という“音”は聞き覚えはあったものの「蒜山」という文字には全くなじみがなかった。だから場所もわからない。先日、我が中国本部に「休暇村 蒜山高原」の阪上勝啓営業課長補佐がお見えになり、蒜山の魅力を熱心に語っていった。ほう、ならば訪れるべし−。隣の岡山なら近いだろうし…。さっそく仕事の合間を縫った行程を組み、出掛けてみた。

 朝早く、広島から新幹線で岡山まで行き、そこからバスに乗り換えて約3時間半。蒜山到着は正午前で、さっそく阪上氏が勤務している休暇村でレンタサイクルをゲットした(※12月〜3月末まで貸し出しなし)。事前に「サイクリングMAP」をもらっていたので行き先は決めてあったが、その前にまず腹ごしらえだ。

有名なB級グルメ

 蒜山と言えば、B級グルメで全国的に有名な「ひるぜん焼きそば」だろう。かしわ肉に地元産の高原キャベツを使用し、味噌ベースの秘伝の甘辛ダレでまとめている逸品。蒜山だけでも公認店が10店ある。その中の一つ「レストラン白樺の丘」に入り、席に座るなり注文。ご飯と味噌汁、小鉢もついたセット(970円)で心まで満たされた。麺に店自慢のタレが絡みつき確かにうまかった!!

 この後「ひるぜんワイナリー」から「蒜山ホースパーク」、さらに「ひるぜんジャージーランド」と、レンタル自転車のサドルをフル回転させて約3時間、行くべき観光スポットを回った。岡山と鳥取の県境にある「大山隠岐国立公園」の雄大なパノラマを眺めつつ、新鮮な空気を思い切り吸い込んだ。よわい五十を超したオヤジの消耗度はたとえ“電動”とはいえMAXに近かったが、それでも、都会の喧噪(けんそう)から離れた、独特の爽快感があった。

 ホースパークで勤務するスタッフの一人・美谷脇(みやわき)舞子さん(24)は、岐阜県出身で大阪の私立大学卒業後、縁あって2年前にここに来たという。“蒜山三座”や名峰・大山を望める土地で観光客の方々に乗馬の魅力を伝えている。体重80キロの当方に「100キロまでなら大丈夫ですよ」とキュートな笑みを浮かべた。その横で、開場から二十年来の会員だという野中さんという女性が、こう言った。「環境が素晴らしいです。人も財産ですよね」−。

 翌朝、この季節には珍しい快晴の下、雪化粧した大山を拝んだ。「蒜山大山スカイライン(※12月より閉鎖)を通ってたどり着いた「鬼女台展望休憩所」。そこから望む名峰は、この蒜山を含む中国地方の人たちを、温かく見守っているように思えた。大自然の下で育んだ良質の飲食類、そして人情…。雪が降るまでは閑散期の部類らしいが、訪れるなら今がいい。サイクリングができなくとも、きっと“心休まる蒜山”に出合えるはずだ。



 蒜山高原 岡山県真庭市北部の蒜山地方にある標高500〜600メートルの高原。「蒜山三座(上蒜山・中蒜山・下蒜山)」の中腹に位置し、一帯は1936年に「大山国立公園」(現大山隠岐国立公園)に指定された。名物は「蒜山大根」と「ジャジー牛製品」。B級グルメとして名をはせた「ひるぜん焼きそば」も観光客には人気。

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