【RCC石田アナ】まさにONETEAM!尾道ラグビー13連覇

【RCC石田アナ】まさにONETEAM!尾道ラグビー13連覇

 17日に高校ラグビー広島県大会決勝が行われ、テレビ実況を担当しました。勝てば花園切符を手にする大一番に進んだのは広島工と尾道。W杯の影響で視聴者の見る目も肥えているため、例年以上に両チームの取材に力が入りました。そのこぼれ話を…。

 広島工は今年で創部60年。51人の部員を引っ張ったのは宮田悠暉(はるき)主将。私と同じ広島大学附属東雲中のサッカー部出身とあって、ラグビーを始めたのは高校から。先輩の勧誘がきっかけでしたが、伝統校の厳しい練習を乗り越え、スクラムの最前線で欠かせない選手となりました。ラグビー歴3年ながら、強豪・天理大への進学も決定。将来性が楽しみです。

 一方、レギュラー格ながら決勝をベンチ外で見ていた3年生の姿も…。渡邊脩斗(なおと)選手は、準決勝でハイボール処理のジャンプで着地に失敗。左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂してしまったのです。それでも夢舞台・花園を懸けた決勝に出られない悔しさを口にせず、松葉杖をつきながら練習にも顔を出し、仲間を声でサポート。まさに「ONE TEAM」を感じる瞬間でした。

 その渡邊選手に3年間で1番の思い出を聞くと「芸北での夏合宿。朝5時から夕方6時までラグビー漬け。朝からグラウンドを10往復した練習は忘れられません」と懐かしそうに話してくれました。ちなみに女子マネージャーは朝3時に起きて合宿をサポートしたそうです。

 一方の尾道は、創部から17年間率いた梅本勝監督(56)に代わり、コーチだった田中春助氏(31)が監督となりました。「文武両道」を継承しながら、新監督が変えたのは練習メニュー。ウエート量を増やし、陸上のトレーニングも導入。またパスが1試合平均120本と以前の2倍となる戦術に進化し、攻撃バリエーションが多彩になっていました。

 常に明るい印象の田中監督ですが「メンバー発表の際、頑張ってきた3年生を外さないといけないときは監督の大変さを感じた」と苦悩も吐露。県外からも才能あふれる選手が多く集まるチームだけに指揮官の決断は容易ではないようです。

 決勝戦は尾道が13トライを奪い13連覇。新監督と選手が「ONE TEAM」となり花園でどんな新風を巻き起こすか楽しみです!



 石田充(いしだ・みつる)1982年生まれ。広島市出身。熊本のテレビ局を経て、2007年RCC入社。カープ野村、中田らを広陵高時代から取材。黒田の日米通算200勝やカープ連覇の実況を担当。4人兄妹の次男で、兄・一洋は関西テレビアナウンサー。


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