「仰木彬外伝17」デービス現行犯逮捕の衝撃(後編)

 【仰木彬外伝17】(後編)

 チームの根幹を揺るがす危機が訪れた時、指揮官はどんな対応をしてその虎口を脱するのか。リーダーの資質が問われる局面で、仰木は矢継ぎ早に対策をとっていく。翌日、藤井寺球場に姿を見せ、デービス抹消に伴った1軍昇格選手を2軍監督と相談。ルーキー外野手の加藤正樹の大抜てきを決めた。

 さらに夜のロッテ戦が雨で中止になるや、各コーチを集めて1時間半にも及ぶロングミーティングを行い、コーチ間の意思統一を図った。「デービスの穴埋めはいろいろ方法をとる。とにかく西武に食らいついていかなくては…」。監督としての頑とした決意を内外に示すことによって、“デービス・ショック”を払しょくしようとしたのだ。

 このシーズンを含めた5年間で461試合に出場、117本塁打、打率・331の数字を残していたデービス。そんな不動の4番を失った後が“あきらめない指揮官”仰木の真骨頂だった。=敬称略=

 ※1984年シーズン中にパイレーツから近鉄入団。大物助っ人と言われたドン・マネーに代わって4番を任される。86年の西武戦で東尾修から死球を受け激高、マウンドに走って殴打する事件も引き起こした。

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