北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11日、田植え戦闘の重要性を強調する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮では毎年5月、都市住民を農村へ大量に送り込み、一気に田植えを済ませる「田植え戦闘」が行われる。新型コロナウィルスの影響で中朝貿易が停滞するなか、食糧生産力を高めようとする狙いがあると見られる。

社説は、「今年に穀物生産目標を遂行できるかできないかは全的に田植えをいかにするかにかかっている」と述べた。

また、「全ての農業勤労者は、『米をもって朝鮮革命を守ろう!』『米をもって社会主義を守ろう!』という信念のスローガンを高く掲げて田植えで愛国的献身性を余すところなく発揮すべきである」と強調した。

一方、「各級非常防疫指揮部と当該単位では、農村支援の期間に防疫活動でいささかの偏向も絶対に現れないようにすべきである」としながら新型コロナウイルスに対する警戒も示した。

そのうえで、「田植えを適期に質的に終えて今年に正面突破戦の主要攻略部門である農業部門で豊穣の秋をもたらすことに積極的に寄与しよう」とアピールした。