【J2徳島】ロドリゲス監督が成し遂げた改革

【J2徳島】ロドリゲス監督が成し遂げた改革

 新しいスタイルを植えつけたリカルド・ロドリゲス監督。それも、たった1年間で。「アグレッシブ、コレクティブ」。クラブとして目指してきた方向性は、決してこれまでと変わっていない。だが、これほどまでに分かりやすく観客を魅了したチームはなかった。

 ロドリゲス監督はこう振り返る。新しいアイデンティティーを形にすることが「一番難しかったです。革命じゃないですけど、それに近いことだったと思います」。しかしながら、その改革のスピードはすさまじかった。

 「キャンプが終わり、開幕した頃には既に理解してやっていた感じはありました」とキャプテンの岩尾憲が言葉にしたように、プレシーズンのたった50日程度で改革を成し遂げていた。

 いま思えば「できるだけ早くキャンプへ行きたい」(ロドリゲス監督)と急いでいたように映ったが、例年よりもキャンプ入りを1週間早めて新しい戦術を備え、メンタリティーを強化。共同生活の中でスピーディーに組織作りを進めてきたことが功を奏した。

 だが、この改革の成功は「個人の力ではないと思います」(ロドリゲス監督)と自身の力ではなく、「クラブ、監督・スタッフ、関わる全員が協力し合えたからだと思います。そして、目指すべき方向にふさわしい選手・スタッフたちで編成されていることも大きい要素だったのではないかと思います。理解するスピードが非常に早く、ハングリーな精神を持ち、人として素晴らしい選手・スタッフがそろっていたと思います」と説明する。

 確かにその内容は正しいだろう。しかしながら、やはり最も大きな存在だったのは、その方向を指し示し、観客を最も魅了した指揮官だったのではないだろうか。

 大志を抱き、情熱を持って突き進む。たった一人の人間の熱量で、大きな組織がこうも進化するものなのかと教えられた。続投が発表された2018シーズン。来季の徳島ヴォルティスは、きっと今季以上に面白くなる。(スポーツライター・柏原敏)

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